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わかんねえのはおれだけ?


「 ―― みんな、おなじメッセージをもらってますね」

 マークが端末の画面を、なでてつぶやく。




    『 きみにむかって よーい どん 』




「 同じ人物から、この『11人』に、おなじメッセージが送られたということですか?」


「いっぺんに見るとそう思うだろうが、日付をよくみてくれ」


 マークの質問はもっともだ、というようにクラークはうなずいた。




 やりとりをよくみれば、受け取った日付も、返信された内容も全部ちがっている。




 腕をくんだザックが仲間をみまわし、「意味がわかんねえのって、おれだけ?」と聞くのにみんながわらう。





「安心しろ。おれも最初説明されたとき、なんだかわからなかった」


 生徒を安心させる教師のような態度でザックにうなずいたクラークは、端末機をジャンからうけとり、こういうことだ、と新しい画像をおくった。




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