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モスは最初の被害者


「とにかく、」とPCの画面をにらんでマークが腕を組む。


「 まず冒険家の《モス》が、あの《湿地》にいって、カメラでとった映像に、《背中鬼せなかおに》がはいりこんだ。  で、そのカメラからPCに 『うつった』 背中鬼は、つぎに《波長》のあった、ボーマーのPCに 『移った』 ってことかな?」




 だとおもうよ、と《モス》になった《コウモリ》がうなずく。


「 この、モスのPCに移ったとき、《背中鬼》はまだ《魂》のままだったはずだけど、一度《湿地》っていう『縄張り』に入ったことのある男だし、操りやすかったと思うよ。  職業的にも無理のない行動で、モーティス山脈によびこめたろうしね。 ―― 本人が、おかしいと気づいたときには、もう《背中鬼》にはさからえない、雪山の中だったろうね」


「じゃあ、彼は、最初の被害者ってことだ」


 マークが《モス》の姿の《コウモリ》をさす。




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