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A班ファイル ― コウモリは湿地でお茶する ―  作者: ぽすしち
つたって

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今回は ここまで


『 び、びっくりしたけど、・・・・なにも、でなかった・・・ 』


 映像が動き、また、モスが映りこむ。


『 いや、ほんと。 なんだろ? 風だったのかな?  この辺は、山からの強い風が吹く時があるってきいたけど、それだったのかな? すごい草がゆれて、だれかがそこから出てきたみたいに分かれてゆれたけど、なにもでてこなかった。  ・・・もしかして、これが《背中鬼せなかおに》の正体なんじゃないかな? ここでおこる独特の風で、誰かがいるみたいに草がゆれて、みんながこわがって、《背中鬼》なんてのがいる、って思っちゃったんだよ。  たしかに、ここで、いまみたいなのが起こったらそう思うよ。―― わお、なんかこれ、むかし映画であった『不思議解決シリーズ』みたいじゃなかった? この映像も、あれにいれてもらおうかな。  まあ、とにかく今回はここまで、 ―― つぎはどこを《冒険》するか、おたのしみに 』





 そこで映像がとまり、「で、この『つぎの冒険』がいきなりモーティス山脈になるってわけ?」と、前髪をはらうウィルに、マークがうなずく。




 警備会社の会議室で、背中鬼のベッドに横たわっていた《冒険家》の映像を、ジャンをのぞいたみんなでコウモリといっしょに確認することにしたのだが、ケンは、気になることがある、とどこかえへ消え、残りの班員とマークでみることになった。





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