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保証しろ


『 《背中鬼》だって? ―― おい、コウモリ、ほんとうか? 』


 どうやら電話の相手は、警備官たちよりも、立ち上がって落ち着きなく視線をただよわせる《正体不明》の男の確認を取りたいようだな。と考えたクラークがわりこむ。



「 ここにいる《コウモリ》って男が、本当のことを言うっていう保証はあるのか? おれはイアン・クラークだ。まえ世話になったが、覚えてるか?」


 バーノルドの森事件で、ジョー・コーネルに《いろいろ》世話になったのを思いだし、額にシワが寄ってしまった。





『 ああ。声で思い出した。 そうか、あんたが《コウモリ》を捕まえたのか。 ―― そこにいる《コウモリ》ってのは、自分の保身しか考えないやつだ。そこにはウィルとルイがいて、さらにあんたがいるんじゃ、本当のことを言って助けてもらおうとしか考えないだろう』



 つまりは、『本当のこと』なんだな?と、クラークは自分を抱え込むように腕をくんだ不安げな男をみやった。




「『本当のこと』じゃねえと《契約》がなりたたないことぐらい知ってるさ。 さあ、聖父、《保証》が先だ」


 クラークを嫌そうに見返したコウモリがさいそくする。




申し訳ありません。

またしても百をこえます。。。

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