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第89話 作戦

お待たせしました。


二回投稿できなくてすみません…


俺は目を開く。


「おぉー」


いつもより目線が高い。

それに胸が重い?


「うん?」


もみ、もみもみ。


「あれ?」


俺は下も恐る恐る確かめてみる。


「ーーない」


『いや、シア様。私の体の中に入ったんですよ』


「うわぁ!?」


俺はいきなりシルヴィアに話しかけられてびっくりしてしまう。


「ゴホン」


よし、気を取り直そう。


「シルヴィア。じゃあ行くよ」


『はい。シア様』


俺は、サラが中に入っていった家へ近づくと、まず最初に窓から様子を伺う。


そして中を覗いてみると、中では何かを話している四人の男たちがいた。

何を話しているかは分からないが、どうせ悪いことやくだらないことを考えているのだろう。


『シルヴィア。中にいるのはあの四人だけ?』


俺はバレないように口に出さずにシルヴィアに話しかける。


『いえ、もう一人多分ですが、上の階にいると思われます」


『そうか…』


もう一人いるのか。

上の階に一人だけいるということは、何か目的があるからおいているはず。


だったら目的はこれしかない。

誰かを匿っていて、その人を逃がさないように護衛をつけているようにしか考えられない。


しかも、その部屋は二階。

サラがもしその部屋に匿われているのなら、窓から逃げられたりはしない。

サラをさらった人たちも、結構賢いこと。


『シルヴィア。どういう作戦でいく?』


『シア様なら二階へとこっそり潜入出来るはずですので、まず二階から侵入してください。そしたらすぐさま部屋を見張っている人を倒してください。まぁ、簡単に言い換えると、まずは最初にサラさんの身柄を確保しましょうということです』


『なるほどな。分かった』


『では本当の本当に行きますよ』


『ああ、ここから俺たちの闘いが始まる。シトレアとして初めての実践戦闘……いくぞ!』


そして、シトレアの初めての闘いが幕を開けた。






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