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第139話 体力が不安です。

お待たせいたしました!

いつも感想を書いてくださる方々、ありがとうございます!とてもためになっております!


そして、ブクマ400突破しました!ありがとうございます!!


俺は、試合の場である会場へと降り立った。そして俺の前には、すでにウンティーが待機して待っていた。


「おーおーおー!、シトレア・シルフォニウム!逃げずに俺の前に立ったとこだけは評価してやるよ!この出来損ないが!」


すっごい自慢気に話している。そしてとにかく勝利を確信しているのか、余裕そうな表情を見せている。すごいイラつく顔だ。


というか、俺の悪口を言うのは別に構わないが、俺のことを観に来てくれているヨメナとかセレスにその悪口を聞こえるように言っちゃうとヤバいことが…


「あの子シアの悪口言わなかったかしら?あとで殺してやるわ」


ヨメナは、周りに殺気を放っていて手遅れの模様。そしてオシエはというと…


「シア様の悪口など…あとで私の手で成敗しなければ!」


こちらも同様に、周りに殺気を放っていて手遅れの様子。ついでに言うと、シルヴィアもキレそうになっていたらしい。そこはさすが精霊神というべきか?


まあ、殺気を放っている二人とも、周りの人が怖がっているからやめてあげてくれ…って、無理かぁ…


周りのみんな、ごめん。


俺は、心の中でみんなに謝ったあと、戦闘の構えに入った。


今回ウンティーと闘うにあたって気をつけること。それは、ウンティーのどこから溢れてくるのか分からない自信と、自分の体力の配分だ。


なぜこの二つかというと、まず俺自体、ウンティーの戦う、プレイスタイルを全くと言っていいほど知らないからだ。

もしかしたらの可能性は低いかもしれないが、俺には予想できない大胆な戦いかたをしてくるかもしれないからだ。


そしてもう一つ、自分の体力の配分とあるが、これはみんなのご存知の通り、俺の体力があまりにも無さすぎるためだ。


シルヴィアには、成長に連れて体力も右肩上がりでグンと伸びると説明されていたのに…


なのに、全くと言っていいほど体力は増えていない。


前にそのことをシルヴィアに指摘したのだが、体力が上昇するには、もう少しかかるのだと言う。


だが俺は聞いてしまった。シルヴィアが小さな声であまり体力は向上しないと言っていたことを。その時は、結構落ち込んだもんだ。


だから、今回のウンティーとの勝負に勝利するには、そこそのの短期決戦にすればいいかと思っている。そうすれば、一番楽になると自負している。


だが、その考えは必要なさそうだ。


なぜなら、俺を見るウンティーの目が、すぐに終わらせてやると感じさせるくらい力が入っているからだ。


おもしろい。


「これから、ウンティーと、シトレアの試合を始める。ーーーーーーーー始め!!!」


学園の先生が合図をし、ついに試合が始まった。そしてその瞬間、俺に向かって、一つの剣技が放たれた。


「こういう勝負は先手必勝だ!覚えておけ!!」


「えっ?」


シトレアは、その剣技の中に飲み込まれた。それをみたウンティーは、勝利を確信した。


だが、そんな簡単にシトレアが負けるはずもなく…


「なっ!?」


もちろんシトレアは、無傷でその場で立っていた。





次回はシトレアが活躍します!

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