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第122話 弱いところを突かれたら何も言えません…

少し短いと指摘を受けたため少し長くしようと努力しましたが…短かはないけど長くもない…てきな?


午前の授業、お昼休みが終わって午後の授業の時間に入った。


この授業の時間からは自由になっている。


「ふっふっふっ」


「…?シトレアさん?どういたしましたの?」


俺はココロの肩に手を乗せて言った、


「これって私が自由にいられる時間だよね?そうだよねココロ?」


「そ、そうですわね。あはは…」


「うん、そうだよね!うふふっ、私ってば無敵だー!」


俺は嬉しさのあまり涙が……そしてココロは肩から手が離されて一安心。


俺はこの時本当に浮かれていた。


この時間は俺がのんびり自由にギルドに行って依頼を受けられる時間だ。これが一週間も続くのか…嬉しいな。と。


だがその歓喜の時間はすぐに終わりを告げた。


「シア〜、私が色々教えてあげるわ!」


「シア様!私も何か手伝えることがあればと」


そう、俺の元にヨメナとシルヴィアが来てしまったのだ。


「な、なんでママたちが…?」


「なんでって。今日から授業はお休みじゃない?だから私たちの仕事がないのよ。だからよ?」


シルヴィアもそれにうんうんと頷いている。


こいつ俺が依頼受けに行きたいこと知ってるくせに!!


「そ、そうなんだ。へ、へぇー」


終わった…完全に終わった…俺の楽しみが!

というか、これがある前にサラをどうにかしなきゃいけなかったし。結局自由は遠いか…夢破れたし。


「シア様?それなら簡単に叶えられますよ?」


シルヴィアがそう言う。


「本当?」


「ええ、本当です。ちょっと来てもらえますか?」


「う、うん。あっ、ママちょっと行ってくる」


俺はシルヴィアと二人で話すことを伝えてからその場を離れた。


「では話しますよ?依頼を受けれるようにするには…ーーーーゴニョゴニョーーーーそうしてーーーーーーーーすれば大丈夫ですよ?」


「それは確かだな?シルヴィア」


「はい、これで大丈夫かと」


「じゃあそれでいこう」


俺たちはヨメナたちの所に戻った。そしてシルヴィアと話し合ったことを始めた。


「マ、ママ、ちょっと話があるんだけど…いいかな?」


「いいわよシア」


「実はね?私実技のテストがあるって聞いて自分に何が足りないか考えてみたの。それで考えてみたらやっぱり実戦、実際に冒険者ギルドに行って依頼を受けて魔物と戦って、それで自分に足りないことやそれを鍛えあげたいとと思ってるんだけど……」


「でもねぇ?シア?魔物は危ないんだよ?」


「でもそしたら成績悪くなっちゃう。ね?お願い!」


ここで最後の決定打、上目遣い!プラス涙目!


「うっ…わかったわ。だけど私の近くを離れないって約束できる?」


「うん!する!」


「じゃあ行きましょうか」


「私も行く」


「サラ?」


「私も行く」


「サラちゃんは心配なさそうだから大丈夫よ?じゃあサラちゃんも行きましょう?」


「待ってくださいませ!」


「今度はココロ!?」


「私だけ仲間はずれにしないでくださる!?私も行きますわ!」


「そうね…うん。ココロちゃんだっけ?ココロちゃんも成績は良いらしいし大丈夫よ」


「私がダメみたいじゃん!」


「そうよ?シアは成績が良くないじゃない?」


「うっ」


何も言えない…


「じゃあ行きましょうか」


俺は少し不満に思いながらも、ヨメナと手を繋いでギルドへ向かった。





時間があれば評価もお願いいたします。

小説になっていなかった…1

何とか小説になっていた…2

普通…3

たまに面白いとこがあった…4

全体的に面白かった…5


感想もお待ちしております!

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