第117話 銀色世界
最近文章力が上がった気がする…(気がするだけ…)
うーん…探偵どう調理してやろうか…迷うなぁ。
なんかシリアスなシーンみたいになっているようだが、実際はそんなんでもない。ただ何かのちに役立つ方法で倒してみたい。
俺はもう一度ゴーレムを見る。もう一度見るとゴレームはさっきまで戦っていたゴブリンたちが数秒のうちに倒されてしまい、それがいきなりのことすぎたのか戸惑っているように見えた。その証拠にゴレームは周りをキョロキョロと見渡している。が、動作が遅くてそうは見えない。
「そろそろゴレームも私たちに気づいてもいい時間なのですが…」
「あはは…」
俺はそれに苦笑い。確かにそろそろ気づいてもいい時間だと思うんだけど…あれじゃあ…ねぇ?
と、ちょうどその時だった。
俺がここにいられるタイムリミットがすぐそこまできてしまった。
「シア様、そろそろ学園の授業が終わってしまいます。お急ぎを。」
「うん、わかった」
しょうがない…大技でも使っちゃおうかな?…よし、決めた。この魔法を使おう。
「じゃあセレス、すぐ終わらせるからちょっとまってて」
「かしこまりました」
それを言うとセレスは、俺が魔法を放つのに邪魔にならないところまで下がっていく。セレスも俺が威力の強い魔法を放つことを理解してくれたんだろう。手間が省けた。
じゃあいきますか。
俺は歩きながらゴレームの前へと向かう。するとゴレームはやっと俺に気づいたのか、ゴレームは「ゴォォオオオッ!!」と一つ雄叫びをあげ、俺に拳を放った。
俺はそこでニヤリと笑う。そして魔法を放った。
「絶対零度!!」
その瞬間。まわりの世界が一変した。
ゴレームは氷に包まれ動かなくなっていて、シトレアに向かって放たれた拳はシトレアの僅かに届かない場所で止まっている。そして周りの木々もゴレームに放たれた魔法に巻き添いをくらい、ゴレームの辺り一片は銀色世界が広がっている。
「ふぅ…これで依頼完了だな」
「そうですね。でも少しやり過ぎではないですか?とても寒いです…
セレスは少し震えながら俺の方までやってくる。
「確かに。すごい寒い…でも大丈夫」
「…?」
俺はゴレームに近づく。
「粉砕!!」
その瞬間。凍ったゴレームはたちまち粉砕され、跡形もなく消えた。そして周りの木々は元の姿へと戻っていた。
「じゃあ戻ろか」
「そう…ですね…」
俺はセレスと手を繋ぐ。
「じゃあ戻ろか。転移!!」
その瞬間、シトレアたちはその場にはいなくなっていた。その場にはシトレアが粉砕した氷が、雪のようにキラキラと宙を舞っていた。だが、本人を含めてそれを見た者は誰もいなかった。
時間があれば評価お願いいたします。
小説になっていなかった…1
何とか小説になっていた…2
普通…3
たまに面白いとこがあった…4
全体的に面白かった…5
本当基準が適当(笑)
あと、20話改稿したら結構内容変わったかも。気になる方は見てみてください!