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第116話 油断はいけませんよシア様。

お待たせしました!

昨日は改稿を行なっておりました。

現在18話までおわっております。



「と、とりあえずゴレームを探さないとね?」


「そうですね…と言いたいところですがあれを見てください」


俺はセレスに言われた方向を見る。


「ゴレーム発見…」


呆気なく発見してしまった…探すのだけは時間がかかると思っていたのだが。それは検討違いだったようだ。


「これは本当にすぐ帰ることになりそうかな?」


「いえ、そうでもないみたいですよ。ゴレームの周りをよく見てください」


俺は言われた通りゴレームの周りをじっくりと見る。


「ゴブリン…」


そう、ゴレームの周りにはそのゴレームを倒そうとしているのか、ゴブリンたちが集団となってゴレームを囲んでいた。

それもあって結局、俺はセレスと話し合って、チャンスがくるまでしばらく様子を見ていることにした。




ゴブリンとゴレームの戦いはゴブリンの攻撃からスタートした。


まずはゴブリンたちが少数で足元を狙い攻撃をし始める。それでゴレームは足元にいるゴブリンたちに気づいたのか、ゴレームもゴブリンたちに攻撃を仕掛けた。

が、ゴレームの攻撃は大きな身体であるがために一つ一つの攻撃動作が遅い。それを上手く使ってゴブリンたちは巧みにゴレームの攻撃を避けていく。


そう最初はそれで良かった。

時間が経つにつれてゴブリンとゴレームの戦いは一進一退になった。


最初優勢であったゴブリンたちがゴレームの攻撃を避けていくうちにゴブリンたちの体力が思った以上に削られてしまい、ゴブリンの動きが鈍くなってしまったのだ。

そうゴレームは土でできているからといって簡単に倒せるわけではなかった。


そのため、ゴブリンには全部の攻撃を避けられる気力が残っていない。だから迂闊にゴレームに攻撃ができない。


そう、この時を待っていた。


「シア様、今がチャンスです!」


「うん、わかった!」


俺は一気にゴブリンたちに向かっていく。

確実に首を狙い、一振りで一体一体倒していく。

そのことにゴブリンたちは気づいていなかった。

それも当たり前。この出来事が僅か数秒の出来事なのだから。


俺はその数秒で着実にゴブリンたちを倒していく。


「最後の一体!」


俺は最後のゴブリンの首に狙いを定めて剣を振る。そして決まった!と思った時。


「ガキンッ!」


咄嗟にゴブリンが手に持っている武器で首をガードした。勢い余っている俺はそのまま後方に吹き飛ばされてしまう。


「いててっ…お尻が痛い…」


少し涙を滲ませながらも俺はお尻をさする。


「ちょっと調子に乗りすぎたか?」


「本当ですよシア様。怪我してしまうとヨメナ様が心配してしまいます。」


セレスは俺が最後狩り残したゴブリンの首を落としながら言った。


なんかすごい絵面…とても斬新…


「ではシア様。メインディッシュを頂きましょうか」


「メインディッシュって…」


俺は苦笑いしながらもゴレームの方を向いた。













どうでしたか?

面白さで評価をお願いします。

小説になっていなかった…1

何とか小説になっていた…2

普通…3

たまに面白いとこがあった…4

全体的に面白かった…5

てな感じで。笑笑


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