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第112話 冒険者登録

昨日はスクフェス感謝祭のため、疲れて投稿が出来ませんでした。


申し訳ございません!!


でも感謝祭とても楽しかったー


決闘が終わり、俺はギルドマスターとともに冒険者ギルドに戻った。


早速中に入るとさっきの受付嬢が待っていた。


「あら?貴方もう戻って来たの?ということはギルドマスターに手も足も出なかったということね。冒険者はそんな甘くないのよ?思い知ったんだから帰りなさい。ママが心配するわよ?」


「いや、逆だソニア。俺が手も足も出なかった」


そうだそうだ。

俺の方が勝ったに決まってるだろ。


「えっ?ギルドマスター…それは本当なの?」


「ああ。俺の最大の魔法を放ったがうんともすんともいわなかった」


「あの元Aランク冒険者のギルドマスターが!?この子は一体何者なの!?」


ソニアは俺のほうをみて言った。


「それは分からないが、俺よりレベルが高いのは確かだ。少しじゃなくて圧倒的にな」


「っ!!!」


「だからこの子、クレアに冒険者登録をさせてやってくれないか?」


「…そこまでギルドマスターが言うのなら…」


「では頼んだソニア」


そう言ってからギルドマスターさんは、仕事へと戻っていった。


「じゃあこっち来てちょうだい」


ソニアはそう言って持ち場、受付まで戻る。

そして俺も受付に向かう。


「じゃあ…クレア?だったわね。その水晶に手をかざしてくれる?」


「わかった」


そして俺は水晶に触れる。


こうして冒険者登録をしてもらうのだ。


そして冒険者カードがもらえるんだが、名前や性別、年齢などはもちろん、自分が使える魔法や固有スキルも表示される。


だが、魔法や固有スキルは知られることによってその人が危険にさらされてしまう場合があるため、普通、自分が確認するとき以外表示しない。


だから大丈夫なはず!


「えっ!?」


「何かおかしなところがあった?」


「おかしなところがあった?って、貴方の名前…」


あっ、忘れてた。

俺、シトレア・シルフォリウムのままじゃん。


「それは内緒にして!」


「なんでなの?」


「ママに怒られるから!」


そう、ヨメナにバレたら絶対タダじゃ済まない。


一日中ヨメナの見張り付きになりそう…


それは嫌だ。


「でも…」


「お願い!!」


俺は上目遣いでソニアに迫る。


「うっ…分かったわ。今回は特別よ」


ソニアは顔を晒してしまったが、許可をくれた。


よしっ!

作戦成功!


「ゴホン。でも…その代わり」


ソニアは俺に近くまで来るように言って、俺の耳元で、


「これから冒険者ギルドに用があるときは私がいる受付に来てね?シトレアちゃん」


俺は少し顔を赤くして、頷くしかできなかった。





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