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第109話 冒険者ギルドへ到着!!


「テレポート!」


俺がそう唱えた直後には、すでに目的地の目の前に到着していた。


俺は目的の建物に入る前に周りを確認する。

さっきのテレポートを見られてたらあとあと面倒だしな。


だが、その心配は要らなかったらしい。


一応目的地が目の前なのは確かだが、ここはその裏側。


人がいないのもそのせいだろう。


その後、すぐに俺は目的地の正面入り口までたどり着くことができた。


では行こうじゃないか!


冒険者ギルドへ!!


俺は冒険者ギルドの中へと入っていった。







冒険者ギルドの中は、相変わらず前世の時とあまり変わっていなかった。


ま、冒険者ギルドだからな。


でも、なぁ。

この雰囲気懐かしい…


そんな風に俺が懐かしんでいる時。


「あの…あなた随分と小さいけど…迷子かしら?」


誰が迷子だよ!

失礼な!


と思ってその声の人を見ると。


美人のお姉さんがいた。


胸は大きくも小さくもないくらいか?


「ねえ、あなたは迷子なの?」


おっと、人間観察で忙しくてお姉さんの話聞いてなかった…


「うんん、迷子じゃないよ」


「じゃあここが冒険者ギルドっていうのは知っているの?」


「うん、知ってる」


「それを知ってて貴方は何をしに来たの?」


「冒険者になるために」


「まだ小さい貴方が?」


「うん」


「言っておくけど、冒険者はそんなに甘くないわよ?」


「うん知ってるし分かってる。私が冒険者になれないんだったらみんななれないよ?」


「何馬鹿なことを言ってるの?」


「本当のことだよ?じゃあ、私と闘ってみる?」


「いいわよ。っと言いたいところだけど、私はただの受付嬢なのよ。だから闘いは私ではなくてここの中で一番強い人とやってもらうわ。ギルドマスター!」


そう言った途端。

一人椅子から立ち上がってこっちにゆっくりと向かってくる。


「やれやれ…俺様の出番か。だがやるなら小娘でも容赦しないぞ?俺は?」


その男は俺のことを鼻で嘲笑った。


周りのやつも、俺に勝ち目はないと笑っている。


だが俺にはわかる。


こいつは俺より弱いと。


その自信が満ちているシトレアの顔を見ているものはいなかった。







ブクマや評価、感想などがあれば。


ブクマ100ごとに特別編の小説を書いていこうと思います。

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