第108話 つまんない…
すみません!
今回はとても短いです。
そのかわりでも無いですが、次回からファンタジーぽくなりそう。
PV100000、ユニーク20000突破!!
皆さまのおかげでここまで来れました!
ありがとうございます!
「あぁあ!!つまんない!」
俺は午後の授業に出ず、教室でぐだぐだしていた。
「セレス〜、なんかないー?」
「授業の見学かと…」
「ですよねー…はぁ…」
俺は何回かまでは授業を見学していたが、周りのやつが俺のことでうるさい。
主に悪口。
剣術の授業をとっている中の男で一番強いやつに、「お前が弱いのは知っているがお前の容姿は他をずば抜けている。どうだ?俺の女にならないか?」とか言われた時はマジで殺そうかと思った。
そんな感じで、俺は授業に参加するのをやめた。
今頃みんなも俺がいないことをさぞ喜んでいることだろう。
そんなわけで午後になった今、俺は暇だ。
本当に何か楽しいものはないのか?
俺は考える。
自分の能力を試せるものがあればいいが……
誰にも縛られなくて楽しめるもの……そうだ!
あれがあるじゃないか!
「セレス」
「はい、何でしょう?」
「セレス、ごめん!帰ったら謝る!」
俺はそこで魔法を使った。
「テレポート!」
「シア様何を!」
が、俺に伸ばした手は届くことはなく。
その教室には、俺が消え、セレスだけが残っていた。
「シア様…いえ、ーーーー様。お帰りを待っております」
セレスはシトレアのことを心配せずに、教室を後にした。
ブクマや評価、感想などあればお願いします!