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第102話 姉妹

今日は普通に投稿出来ました…


「じゃあ、この後はもう何もないから解散していいわよ。みんな、お疲れ様」


ヨメナがそう言うと、みんな初めてのことを経験したためか、少し緊張がほぐれた様子。


俺ももうなんか…疲れた。


あんな無茶振りやっぱり無理だ。

ヨメナ恐るべし。


「ではシトレアさん、また明日」


「うん、じゃあね」


俺はココロと挨拶を交わす。


「じゃあセレス、わたしたちもかえろー」


「はい」


「あのー、シア?」


俺は歩き出す。


「ちょっと聞いてますぅ?」


ヨメナが俺に向かって喋っているが、無視をする。

さっきの無茶振りの仕返しだ。


「セレス〜シアが言うこと聞いてくれないわ。どうすればいいの!」


「ヨメナ様」


「何か見つかったの?」


「自業自得かと…」


「チーン」


そしてヨメナはショックで固まってしまった。

そんなヨメナにセレスはぺこりとお辞儀をしてから俺のほうへ早歩きで向かった。




そして現在は学園の校門近く。


何故ここかと言うと、


「サラ、おまたせ」


「ん」


そう、ご察しの通りサラとここで集合と約束したからだ。


本当は教室から一緒で良かったのだが、予想以上に俺が目立ってしまい、さらに迷惑をかけないように配慮した所存です。


「まっ、とりあえずかえろーか?」


「ん」


そうして歩こうとした時。


俺たちの前に一人の女の子が通った。


「お姉…ちゃん?」


彼女はサラのお姉さんらしい。

そんなお姉さんを見たサラは、どこか悲しそうにそして気まずそうにしていた。


そんなサラをみた後、俺はもう一度サラのお姉さんを見てみる。


すると彼女は、気のせいかもしれないが、俺たちの方をチラッと見たような気がした。


そして彼女はその場から去っていった。


そして俺はというとーーーーーー


そんな二人を見ていることしかできなかった。



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