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リアルタイム共同執筆

 リアルタイム共同執筆――それはインターネットという世界的叡智が可能にした、互いの顔も知らぬ参加者が同じ瞬間を共有し、一つの作品へ捧げ執筆する方式。

 担当箇所を一人で書き上げるリレー小説方式とは異なり、同じ場面を複数の参加者があーだこーだと議論と調整を交わしながら綴っていく。

 リレー小説と比べ、リアルタイム共同執筆ではカオス化しづらく、作者が持つ弱点を互いに補うことが可能である一方、参加者の時間的制約や、スケジューリング、認識の統一など特殊な作業が必要であり、その難易度は極めて高い。


 ――それは分かりきった茨の道。だがその道を歩み、草をかき分け進むユーザー(調査団)がいた。

 情熱と文明の利器を片手に「より楽しい」物語を求め、小説とチャットのログを紡いでいく。


 ユーザーIDが古いだけのユーザーが綴る物語、ダイバー。

 身体に爆弾を巻き付けた彼らが、その最初の一話を投稿するまで二年二ヶ月を要した、主な内訳はゲームである。


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