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14

作者: 五郎

1編です

「切り取る世界への夢」



小さな窓の向こう側に

闇に染まった波は

穏やかに打ち寄せて

小さな私の身体を

さらに向こう岸にある

星空に届けようとする



二度とは届かない夢の天井に

目を向けた私

何もないわ、見えているだけよ

皮膚には伝わらない悲しみは

星の身体を食いつくした



私は窓の悪魔なのだ

路地から見上げた私の

無表情に

多くの「思い出」が詰まっている

窓枠はそんな私を切り取って

人の町に

私を誇張する



なんてことのない私

ただ漂いたいだけの私

できれば闇の水に身を任せて

一つの星となってみたい


少しタイトル長めでした


有り難うございました

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