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咲夜の忠告


決意した翌日、俺はいつも通りに通学路を歩いて登校していた。


「蓮、おはよ」

咲夜が俺に眠そうな顔をして話しかけてきた。


「おはよ、あれ、俊は?」


「俊なら寝坊したから先いっとけって言われたよ」


「そういえば、咲夜、俺って今日確か掃除だよな?」


「うーん、教室掃除だったはずだと思う、せっかくクラスも変わったんだし、野崎さんだけじゃなくてほかの人とも話してみろよ」

咲夜がにやにやしながら俺に言った。


「わ、わかってるよ」


「ただ・・・半端な気持ちで女を好きになったりすんなよ。もしそうなったら相手も傷つくし自分も傷つく」

咲夜が急に真面目な顔をして言った。


「うん。わかってる。それにたぶん俺はもう人を好きにならないと思うから」


「そっか・・・まあなんかあったらいつでも相談にのってやるよ」


「咲夜、ありがとう」


「これくらい友達なら当然だろ!!気にすんな!!ほら学校着いたぜ」


やっぱり友達っていいなと思いつつ学校に入るのだった。

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