表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

救急病院の友 あの世の友1号

沖縄の緊急病院で出逢った、老年オヤジ。

互いに、脳梗塞体験者、入院したて、1ケ月以内、互いs新米患者老オヤジ同志。

この世で最後の友。

わたしも牛なんちゅーも、互いに、この世で最後の友。


牛なんちゅーと出遭った。

協同病院 3階一般病棟 私も牛なんちゅーも 同じ緊急入院患者であった。

牛なんちゅーは心筋梗塞と脳梗塞に虫垂炎、頭、心臓、腹、に原因をもっていた。

よく生きているな、と私は思う。

私は 脳梗塞1回目。

緊急搬送が素早く、タイミングよく、脳外科医も帰宅前で居合わせ、運良く、軽い後遺症で済んだ。

手脚、言語、飲食に、後遺症はなく、視野狭窄という視力低下、視野狭窄を持ちつつ、リハビリに励んだ。

廊下を歩き、階段を登り降りし、バランス感覚のための片脚立ち。

歩行、階段は、スピードは遅いが、なんとか歩行移動できる。

バランス感覚は、弱く、ふらふら、してしまう。片脚立ちが、15秒以上 出来ない。


退院後、リハビリ目的で、散歩を指示された。

毎日、1万歩前後、背筋伸ばして、ももを持ち上げるようにして、出来るだけ大股で、1時間以上、歩くよう指示された。

歩行すれば、血流が活性化し、脳も刺激を感じて、認知症防止になる。

雨の日の転倒、炎天下の熱中症には、気をつける条件付き、である。

牛なんちゅ➖の声が素敵。

落ち着いた壮年漢の太く低い声。

きっと、泡盛を含みながら一節歌ったら、女はもちろん、男でも百年の友として惚れて仕舞うだろう。

わたしは惚れた。まだ歌を聴いていないが惚れた。

緊急病棟2Fの南端の窓から駐車場を眺めた。

「あの白黒ホンダ軽スポーツがワシの愛車。若い時から、ホンダ信者で、バイク、車を、乗り潰してきた。」走るのが好き。給与は車代とガソリン代で溶けた。退院したら、南部をドライブして走ろう、うまいジャンクフードを食べよう、不良老人になるさ、同じ時間を過ごそうよ」

「わたしはうなづいて、退院後の過ごし方絵想像した。

緊急病院で出逢った老オヤジ2人。

互いに1ケ月で退院。

退院後の私の友人、牛なんちゅー。

うしちゃん大柄な60才代。

私は、病気の事、沖縄の病院のこと、あらゆることを教えてもらう。

情報源は、すべて、うしちゃん。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ