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Disputers~革命の日~  作者: Disputers
「革命軍」視点
6/8

第6章:敵討ち

残す敵はローエテッドだけになった。


「さぁ、あとはお前だけだ、ローエテッド!」

「へぇ…。7人がかりのリンチなら俺様に勝てるとでも思っているのか。」

「先にリンチしてきたのは…姉貴を殺すよう仕向けたのは…お前だろうが!」

「ん?何のことかな?お前らだって、蟻を潰すことくらい、覚えているはずもないだろ?あぁ、そういえばお前らも蟻だったか!」

「この野郎...!」

「さぁ、さっさと蟻酸を出しまくれ!このゴミ虫ども!」


トゥーリが踏み込んだ。途端、ローエテッドがフリスビーを投げた。トゥーリは屈んで避けたが、かまいたちがトゥーリの刀を切り刻んだ。トゥーリの背に、カッターナイフのようになっただったものが突き刺さった。


マシューが金棒を振り上げて飛び出していった。対して、ローエテッドは犬のような生物を召喚した。帯電しているようだった。


「俺様のペット、ウィリーだ。この電気は、全ての攻撃を防ぐ。」


その言葉に構わず、マシューが金棒を振り上げた。その隙を狙って、ウィリーがマシューに電撃を与えた。マシューは一瞬硬直したが、帯電が薄れた間を逃さず、ウィリーを叩き潰した。しかし...抜けない。


「ウィリーは忠犬でなぁ。死してなお、相手を足止めするよう訓練されてんだ。」


途端、ローエテッドから翼が生えた。それで部屋の上から逃げようとしていた。


「まぁ良い。ゴミ虫の相手は飽きた。これで帰るぞ。」


アレンとニールが2人で射撃をするも、弾がローエテッドが再び投げたフリスビーのかまいたちで切り刻まれた。2人が同時に前線から下がってきた。


「「すまない、弾切れだ!」」

「分かった、俺が出る!」


代わりにフランカールが前に出て、音波砲(ソニックブーム)を出した。ローエテッドはやや縮こまった。その隙を活かして、俺は飛び蹴りを試みた。途端、俺は地面にたたきつけられた。


「ローエテッド・ムル・エンドーー。俺様が皇帝に就いた理由だ。俺様は、1分に1回、時を遅くできるんだ。お前らなんか、屁でもねぇよ。」


アスターが、残っていた石を投げた。それが、ローエテッドの頭上で爆発した。その隙に俺は起き上がって飛び掛かったが...。ローエテッドの胴が白く固まっていた。


「ローエテッド・ケープ・インポーターー。煙幕の影からなら襲えるとでも思ったのかな?...あぁ、やpっぱりこの程度か。やっぱりゴミ虫はゴミ虫だ...な!」


ローエテッドが俺を振り払おうとした瞬間、ナシュのナイフが、ローエテッドの顔面の中央に突き刺さった。顔を覆うマスクが紅に染まっていた。ローエテッドは倒れこんだ。


「まさか...全部これのための演技だったのか...。」

「さぁ。どうだろうな。」




俺らは部屋を後にした。宮殿の外に出ると、そこで、ゼータの一行が待っていた。


「お、アッセ。貴殿の方も終わったか。」

「あぁ。そちらは?」

「こちらは、コイツ(クロッサス)が色々とやらかしていたな。フライズの四肢を足で串刺しにして、1000度越えのビームをぶっ放ちやがったんだ。そりゃ見ものだったがなぁ...おかげで教会は崩壊して、命からがら脱出したんだ。」

「...それは大変だったな。」

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