表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
40/620

幕間 専門用語解説② 現在の登場人物とその背景

  [現在の登場人物とその背景]


 

 《ヴァンとその仲間達》


 【ヴァン・ヴォルフィード】


 年齢・・・18歳(【時間凍結】時間を除く)


 身長・・・175センチメートル


 体重・・・70キログラム


 髪型・・・黒髪で若干の短髪


 立場・・・傭兵団【鋼の剣】の部隊長


 印象・・・筋骨隆々の身体が服を着込んでいても判る程で、精悍な顔付きをしている。 美形では無いが、普段は非常に人好きする微笑みを常に浮かべていて、幼い子供からお年寄りまで近寄り易い雰囲気を醸し出している。


 星の逃亡者にして、故郷の母星【アース】から脱出して5回目の恒星間航行で、漸く【人類同胞】が遍く存在する惑星を見つけ出す事が出来た。


 現在は、アンジェリカ・オリュンピアスと相棒関係に有り、傭兵団【鋼の剣】へ共に入隊しその部隊長に就任している。



 【アンジェリカ・オリュンピアス】


 年齢・・・17歳


 身長・・・168センチメートル


 体重・・・55キログラム


 髪型・・・赤みを帯びた金髪の縦ロール


 印象・・・若干華奢な体付きだが、しっかりと筋肉は付き、アスリートの様な印象。


 立場・・・滅んだオリュンピアス公国の元公女で、今は傭兵団【鋼の剣】の団員。


 公爵家に於いての3姉妹の長子にして、公国軍の最高司令官であった。


 此の年齢にして公国軍の最高司令官であったのには理由が有り、彼女にしかオリュンピアス公国の守護機士【アテナス】を動かす事が出来ず、又、魔法能力と戦闘指揮能力が十分に備わっており、カリスマが尋常では無い為である。


 物語前に行われていた、帝国と王国の国境での戦争に、公国軍500(常備軍200、民兵300)を率いて、王国の属国軍扱いで参戦していた。


 あくまでも王国軍への支援部隊であり、主力軍では無かったので他の属国とは連携しておらず、王国軍の指示の下でしか行動していなかった。


 現在、王国軍の奇襲で公国軍は散り散りになってしまい、何とか祖父の統治する【オリンピア大公国】に到達したら、堂々と王国の不実を満天下に晒し、散り散りとなっている公国軍をオリンピア大公国で招集するつもりであったが、ヴァンと出会い相棒関係になり傭兵団【鋼の剣】へ共に入隊する事で、先ずは様々な力を得る事で、何時かは自力での公国解放を目指すつもりである。


 異名は、【紅の公女将軍】。


 理由は赤みを帯びた金髪と、緋色の鎧から。


 本人も自覚しているが、ヴァンに惚れていて、タイミングの良い時に告白するつもりである。



 【リンナ・オリュンピアス】【リンネ・オリュンピアス】


 年齢・・・11歳


 身長・・・136センチメートル


 体重・・・32キログラム


 髪型・・・金髪のショートヘア


 印象・・・リンナは活発な少女で、リンネは落ち着いたイメージの少女。


 立場・・・滅んだオリュンピアス公国の双子姫にして元第二公女と元第三公女。


 現在は傭兵団【鋼の剣】に姉とともに身を寄せていて、傭兵団の子供達の家庭教師兼お手伝い係。

 時折、魔石に魔力を充填したりして、魔力の総量上限アップと、質の向上に余念が無い。


 

 【アンナ】


 年齢・・・23歳


 身長・・・164センチメートル


 体重・・・60キログラム


 髪型・・・黒髪のボブカット


 印象・・・筋肉質なのだが、そうは思えない程にふっくらとした女性


 立場・・・元親衛隊のアンジェリカ公女の側仕えであったが、今は傭兵団【鋼の剣】の団員。



 【ミレイ】


 年齢・・・24歳


 身長・・・166センチメートル


 体重・・・58キログラム


 髪型・・・赤髪のロング


 印象・・・筋肉質なのだが、そうは思えない程に痩せて見える女性


 立場・・・元親衛隊のアンジェリカ公女の側仕えであったが、今は傭兵団【鋼の剣】の団員。



 《傭兵団【鋼の剣】》



 【ラング・ポリクス】


 年齢・・・35歳


 身長・・・180センチメートル


 体重・・・80キログラム


 髪型・・・白髪で総髪


 印象・・・筋肉質でガッシリとした体格だが、恐ろしい雰囲気では無く、頼もしいと云う印象を初対面でも窺わせる風貌をしている。


 立場・・・傭兵団【鋼の剣】の団長


 祖父は近郊の地方領主だったのだが、政争に破れて没落してしまい、配下と共に生きていく為に傭兵団となった。

 当時は、大公国が拡張路線真っ只中だったので、貴族として返り咲く事を目指していたのだが、戦場で祖父は戦傷を得て帰らぬ人となってしまい、ラングの父が後を継ぐ。

 ラングの父は、傭兵団を更に大きくして350名の大所帯にして、各戦線で活躍していた。

 しかし、現大公の平和路線の現状維持政策に伴い、傭兵の仕事はめっきりと減ってしまい、配下の傭兵達も中央の正規兵を目指したり、他の国での戦場稼ぎに向かう為に団から去る者が続出した。

 そして、病で亡くなった父の跡を継ぎラングが団長になったのだが、ヴァンが入団する時には、最盛期の十分の一の規模となってしまっていた。



 【カイル】


 年齢・・・33歳


 身長・・・190センチメートル


 体重・・・95キログラム


 髪型・・・ベージュの短髪


 印象・・・筋肉質で非常に肩幅の有る体格で、厚みのある身体は重厚さを体現している。


 立場・・・傭兵団【鋼の剣】の副団長


 ラングとは幼馴染で、国境の街【ドラド】の郊外に有る農家の次男坊だった。

 だが、幼い時に実家の農家が魔獣の暴走スタンピードにより、全ての家族を失ってしまい、偶々傭兵団【鋼の剣】の拠点ホームに遊びに来ていたカイルだけが助かった。

 その後、実家を失ったカイルは傭兵団【鋼の剣】で育ち、そのままラングの片腕となって行った。

 その大柄な身体の通り、防御を得意とした戦闘スタイルで、いざ攻撃の際は素早さこそ無いが、途轍も無く重い一撃でとどめを刺す。



 【ミケル】


 年齢・・・28歳


 身長・・・170センチメートル


 体重・・・55キログラム


 髪型・・・黒髪の七三分け


 印象・・・細身の体格で、一見弱々しそうだが、単に細身なだけで十分な筋力を持っている。


 立場・・・傭兵団【鋼の剣】の参謀


 祖父の代では、ラングの家の執事だったのだが、ラングの家が没落した際には、そのまま傭兵団の立ち上げに協力し、事務作業や交渉役を熟していたそうだ。

 それは、ミケルの父も同様で、ミケル自身も同様の仕事を熟している。

 戦闘にはそれ程向いていないが、彼がいないと傭兵団【鋼の剣】の運営はままならない。

 実際に、此の6ヶ月間の傭兵団【鋼の剣】の躍進は、ミケルが居ないと不可能だっただろう。

 


 【ガモス】


 年齢・・・37歳


 身長・・・173センチメートル


 体重・・・66キログラム


 髪型・・・黒髪だが頭頂は禿げている


 印象・・・ゴツい体格で、一見強そうだが、要領が悪くあまり強くない。


 立場・・・レストラン【アイアン・ストマック】の料理長


 傭兵団【鋼の剣】の団員だったが、傭兵稼業に向いていないのか怪我する事が多いのに、支援魔法を殆ど使えないので、自身を癒やす事が出来ないという場面が多々有った。

 ヴァンが入団して、画期的な料理法による信じられない程の美味しい料理の数々に、感銘を受けて料理法をヴァンに申し出て学ばせて貰う。

 当初は、まごついたが段々と要領を覚えてからは、加速度的に上手になって行った。

 此の料理の腕を見込んだ、商会ギルドの会頭である【サムス】の勧めを受けて、レストランの料理人となる。

 現在は、15人の弟子を取りながらも、ヴァンから与えられたレシピを元に、ひたすら真摯に料理をドンドンと改善する努力をし続けている。




 《その他》




 【サムス】


 年齢・・・42歳


 身長・・・165センチメートル


 体重・・・64キログラム


 髪型・・・白髪混じりの灰色


 印象・・・標準体格で、やや下腹が出てきている


 立場・・・商会ギルドの会頭


 かなり遣り手の商売人、国境の街【ドラド】で先祖から商売をしているお陰で、殆どの店舗や運送業者そして農家や養鶏場及び養豚場との繋がりが有る。

 レストランの開業と2号店の始動も、彼の手腕に頼る所が多い。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ