動揺
最後の結末は誰もが望む結果にはなれない。
何せ光には必ず影ができるーーー
「とりあえず思考操作は切れたね。」
「そうだな。まじて危機一髪?だったな、、、。」
「そうだね〜。」
警備隊を敵に回して良く俺ら逃げ切れたな?
というか主要の機械は壊せたが、、、思考操作は解けたのか?
まずは、確かめるか、、、
「それ確かめ方どうするのよ、、、」
「ちゃっかり心読むな!」
でも確かに、確かめるにしてもどうすれば、、。
「、、、、、だれ?」
「急にどうした?そんな何もないところ見て、、、?」
「、、、」
次の瞬間、、、赤が飛び散った。
何故急に血が?!
「どうしてわかったんだ?!」
「それは私の能力が感知に長けているからね。」
「そうか、、それにしても容赦なくやるのは違くない?」
「でも透明で近づいてきた時点で敵でしょ。」
「いや、なんか用があったのかもしれないじゃん!」
「でも〜さっき君はあの思考操作の主要機械を守っていた人を容赦なくやっていたし。」
「いやあれは、、、思考操作の機械を守っていた男たちは見間違えしないほどにはっきりした敵じゃん?だから確認はしなくてもいいの!」
「そういう問題?」
昔から人はやりなれてる。何せ罪人を殺せとよく脅さ、、、良く罪人を殺していたからな。
お母様は【罪人”は″容赦無くやれ】と言っていたしな。と言ってもクズな兄は、、、内緒にしておこう。罪人の心情は察せられるし、罪人にもプライバシーはあるしな、、
「それにしてもこれ、、、おそらくは〜、、、」
?死体が消え始めた?いや、隠蔽魔法が切れるような感じが、、、
「、、、やばいかもしれない。」
「どういうこと、、だ、、?」
この顔は、、第一王子か!?
「、、やばい?」
「、、、そうだな、、兄様、、このバカがやったのか」
俺たちが殺した?兄様を?
この人がいないと、、、
国が危ない?
「これも策略の一部かな、、、」
「あんなに強いのに相手も見極められないなんてすごいな!」
「怒ってます?」
「ああ、そうだが?」
ブチギレてます。王位継承権一位が退場したら二位が次ぐしか無いじゃないですか。
あのクソ、、、じゃなくて血の繋がった兄が継ぐことになってしまう、、、
なんか回り回って冷静になってきた。
「、、あれ?というかこの死体、おかしい」
「どこがだ?」
「死後からかなりの時間が経ってる。」
「どうしてそんなことが言えるんだ?」
「私の能力、、、とだけ言っておくよ。」
こいつの能力って一体何なんだ?
「事が落ち着いたら僕の能力について教えてあげるよ〜。」
「心を読むな!」
こいつマイペースすぎるし心読むし何なの〜?
「まあ最強ですから」
「最強だったら無差別に攻撃しないと思うけどな〜。」
「それは昔のことでしょ!」
「いや数分前」
「数分でも僕が昔と言ったら昔なんだ!」
「急な暴論」
はあ、、、これからどうするか。
「第二王子君を王様の座から引き摺り下ろすには第一皇子の力が必須だった。これからはプランBをやっていきます。」
「プランBって一体何なんだ?」
「それはね、、」
見てくださりありがとうございます!
見てくれている人がいる限り!私のモチベーションは落ちない!はず、、、。