~ 俺は前を向く ~
登場人物
○ハルト(15)
主人公。アメフトに打ち込む少年。
○ユウリ(15)
ハルトの幼馴染み。アメフトのチームメイト。
○トモヤ(13)
ハルトの弟。アメフトに興味はない。
語彙力ありません。読みずらいです。
それでも良ければお願いします。
『今日も上手くいった』
星が輝く空を見上げながら、ハルトは言った。
ハルトは幼い頃からアメフトをやっていて、スタメン出場するほどの腕前を持っている。
だが、ハルトにはトラウマがあった。
それは遡ること2年前の練習中のことだった……
☆
☆
「ハルト!」
チームメイトが大声で名前を呼ぶ。
ひどいパスだ。でも、ハルトは諦めずにボールに手を伸ばした。
『……っ!』
ハルトはボールをしっかりと掴み、見事にゴールへ導いた。
「ハルト~、ありがと!」
『気にすんなって!』
チームメイトと笑い合う時間が、ハルトにとってはただ幸せな時間だった。じりじりとやけるように暑いコートは、ハルトの心を熱くさせる場所でもあった。
そんなだったはずなのに……
翌日、じりじりとやけるように暑いコートの上にハルトは立っていた。試合までもう少し。暑さにやられたチームメイトが休む木陰が羨ましく見えるほど、コートは暑かった。
「ハルトっ!」
またひどいパスが飛んできた。
でも、ハルトは諦めずに飛びついた。
『このまま優勝も掴んでやるっ!』
そんなはずなのに、ハルトは空中で体制を崩した。
【ゴンッ】
頭蓋骨に鈍い音が響いた。
聞き覚えがあった。3年前にも聞いた、脳が頭蓋骨にぶつかる音……。ハルトはそんなことを思い出しながら意識を手放した。
語彙力のない文章ですが、ご愛読ありがとうございました。