表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ミックスブラッドオンライン  作者: 鳥井 雫
43/73

ログイン8日目




 なにぃ、ログインボーナスが無いだとっ……!? てな感想から始まった『ミクブラ』ことミックスブラッドオンライン、限定サーバ8日目のログインなんだけど。

 何やら世間では(世間と言うもおこがましい、実は一部のスレ板だけらしいね?)サーバが増えると騒いでいるみたいだ。俺には関係ない、ってか俺と師匠と相棒のファーには。

 今日も黙々と、己の試練に挑むのみ。


 てな訳で、ログインボーナスは1週間の限定だったみたい。別に良いケドね、でも装備の修繕だけは受けておきたい……後で安全地帯に寄る暇あるかな?

 それだけが心配、そしてファー母さんは、今日も幸せそうに自分より大きな卵を温め中。俺のログアウト中も、ずっとそうだったのかねぇ?

 その努力は、ちゃんと報われるかは神のみぞ知る。


 そして俺はと言えば、師匠に付いて貰って弓矢の稽古に励んでいる。いやいや、こんなに熱中したのはいつ以来だろう……中学の部活動でも、こんなに熱心に打ち込んで無かったかも。

 人の時間を奪って見て貰っているのだ、その教えを無下には出来ない。


 そう言う思いで熱中しながら挑む訓練、その前に昨日の顛末を少し語っておこうか。ゴンドラに乗って、水中神殿から無事に外に出られたのはいいんだけど。

 湖の真ん中に浮かぶ島に、何故かファーが行こうと言い出して。どうやら水の祠に用があるらしい、さっきちゃんとお参りしたと言うのにね?

 もう一度が必要らしいので、ファーと一緒に手を合わせた所。


 水中神殿でゲットした、冒険スキル『水中適正』を何故かラーニング出来たと言う。精霊ラマウカーンの妹さんが、わざわざご教授してくれたと言う認識でいいのかな?

 とにかくめでたい事だ、冒険スキルも武器や補正スキルと一緒で、探索内容を見越してスロットを交換出来たりもするらしいので。覚えられる時に覚えた方が断然お得。

 最後に良いプレゼントを貰えた、本当に感謝しかない。


 それとは全く別に、限定サーバにある騒動が持ち上がっているらしい。現状は日本サーバ1つで稼働していたこの賞金イベント、急きょ1⇒15サーバに増えるらしい。

 琴音が何か騒いでいたが、ネット内でも同様らしく。とにかく参加している冒険者達に、少なくない衝撃を与えている最中なのだとか。

 俺に関しては、さっきも言ったが本当に余所事でしかない。


 ライバルが増えるとか言っても、そもそも本気で賞金をゲット出来るとも思ってないし。外人さんが加わるらしいね、狩猟民族にこのバーチャ世界は合っているのかどうか。

 そこら辺の適性について、ちょっぴり気になる程度かな。何しろ俺は、あちこちから“冒険者適正”について言及されてる身だからw

 外人さんとバーチャ世界で交流ってのも、考えてみればオツなのかもね?


 琴音は始終、プリプリ怒ってたけど……幼馴染のこんな態度は、いつもの事なので軽く受け流してみたり。それより時期的に、この森もそろそろ卒業だ。たくさんの人が闊歩する冒険者の街も、入り口が見えて来たかなって感じ。

 不安もあるが、琴音たちと合流出来る楽しみも大きい。


 考えてみれば、ゲーム内で他のプレーヤーと交流した事が一度も無いぞ? NPCとはあるけど、そして皆が濃い性格だったけど……1週間も経ってるって言うのに、何か変な感じ。

 VRMMOらしからぬ事態ではあるかな、まぁそれだけこの限定イベントが特殊って事なのかも。とにかくあと少し、師匠の元で研鑽を積みたいと思う所存。

 弓矢もそうだけど、実は木工の技術も教えて貰いたい。


 そのお願いを切り出すタイミングを、クエ依頼の報告時にしようと思っているんだけど。それは今は関係の無い話、何せ余計な事を考えている余裕が無い。

 弓矢の特訓も、日を追うごとに難易度が上がっていて。今日も後半は、新しい課題を出されててんてこ舞いな感じ。ちなみに前半は、昨日の復習を言い渡されて。

 立ち膝の構えで、二連射をひたすらこなしていた次第。


 そして訓練の後半に待ち構えていたのは、左右に揺れ動く的と言う難易度の高いモノ。いやいや、確かに実践的ではあるんだけどね、そして訓練の日にちも長く取れない訳だし。

 どんどん実戦形式になって行くのは、当然と言われればその通り。最初は戸惑って動く的を追ってたけど、今は段々と慣れて来た。

 コツを押さえれば、最適なポイントで弦を離すだけ。


 それで的に何とか当たるようになると、今度は動く的に二連射を言い渡された。これがなかなかに難しい、最初の射撃はこちらの都合で撃てるけど二射目は感覚に頼るしか。

 その感覚を磨くための訓練なんだと、師匠の厳しいお達しに。それにはひたすら数をこなすしか無く、的を外しまくる自分にもどかしさを感じてみたり。

 いやいや、本当に弓術って大変だ。



 そんな訓練もようやく終わり、さて今日はどこを探索しようかと言う話に。師匠は南の海辺の果実取りに行くのなら、ついでにハーピーから素材を取って来てくれと依頼提示。

 願っても無い状況だが、まずはクリアした依頼の報告を先にやってしまおう。ゴブリンを倒した数に応じて、水晶玉を貰ってみたり。

 肉や鳥の羽根を渡して、保存食や矢束を貰ったり。


 それから水の祠にお供えクエは、報酬が豪華でこちらもビックリ。何と剣術指南書だ、お遣いクエには過ぎた報酬なんじゃ無かろうか?

 師匠はどうせ野盗から盗んだモノだからと、遠慮せずに使ってくれとの仰りよう。それなら有り難く貰っておこうか、そして早速両手棍に使ってみたり。

 両手棍はドッペル君から、武器スキルを分捕っているからね。


 師匠が何より喜んだのは、クエ依頼の探し物の穀物の種を渡した時だった。半壊馬車からの拾いモノなので、こちらも恐縮してしまうけれど。

 喜んで貰えて何よりだ、ついでに手製の案山子もプレゼント。


「ほおっ、これを畑に……そうしたら獣の類いが寄って来なくなるのかい?」

「案山子と言って、人間型のガーディアンですね。知恵の働く害獣だと、人が番をしていると勘違いして寄り付かなくなるんですよ」

「なるほどねぇ、これは良いモノを貰った……ありがとう、早速使わせて貰うよ」


 こちらも喜んで貰えて何より、お代に貰えたのは『南瓜の呼び鈴』と言う召喚用アイテム。そして肝心の木工の弟子入り交渉だが、ふむぅと難しい顔をされてしまった。

 それから思い付いたように、ああっと手をポンと叩いて。


「お前が言っているのは、ひょっとして魔石を使った合成の事かな? 確かにあれは、誰かに師事しないと修得は難しいかもな……ふむ、それじゃあハーピーの落とす素材を集めて来てくれたら、その報酬と言う事でいいかな?」

「おおっ、本当ですかっ……!? 凄い楽しみにしてます、まずは何を作ろうかな……矢の自作は必須ですよね、師匠? 後は手甲も造りたいなぁ、素材は割とあるんだよなぁ」


 浮かれる俺を、ほのぼのとした温かい目で見ている師匠。師匠は実際若くは無いけど、髭を蓄えている割にはそんな老け顔では決して無い。

 師匠の狩りを一度だけ拝ませて貰った事があるけど、あれは最早芸術の域だった。密やかに気配を消して森の中を移動、そして狙いを定めて必中の弓矢での遠隔攻撃。

 たった一撃で、雑魚ゴブリンは昇天と言う。


 俺も強くはなったけど、未だにゴブリン相手では4~5撃は殴らないといけない。ステータスの差なのか、いや多分武器スキルの極め度の違いなのだろう。

 そう思ったら、やっぱり一つの武器の精度を高めるのは正解だと思う。でもそれでは倒せない敵と出遭ってしまったら、呆気無く詰んでしまうのも確かだ。

 師匠に訊ねてみたところ、どっちも正解だよと笑って答えてくれた。


 師匠のもう一つの武器は、知識と逃げ足だそうな。敵わない敵だと判断したら、身を潜めてそのままバックれるそう……もちろんその為には、敵より先に相手を発見する必要がある。

 弓矢はある意味、敵と正対しない卑怯な武器でもあると師匠は口にしていた。圧倒的優位な距離からの一方的な攻撃、その意義と正義を常に考えろとも言われてしまって。

 意義は分かるけど、正義って一体何だろう?


 正義の味方の出て来る番組は、子供の頃は良く見ていたっけ。その矛盾点は、確かに幼い自分でも何となく気付いていた。何で大勢で1匹をボコるのとか、悪い奴らをある程度野放しなのは迷惑じゃないのとか。

 勧善懲悪などある筈も無い、そう気付いたのはもう少し年を取ってからだ。一方的に悪い存在は、正義のヒーローに都合のいいテレビの中だけ。

 他は大抵グレーの色合い、都合の良し悪しで善悪の判断も傾いて行く。


 取り敢えず、何かしらの矜持を持って弓矢は極めて行こうと思う。戦いに有利不利だけじゃ無く、相手にも敬意を持って倒させて貰おう。

 そして倒された敵は経験値となって、俺のアバターの血肉に還元されるのだ。ドロップ品も同じ事、お金や素材となってやはり冒険者を活かしてくれるのだ。

 今後はなるべく、ドロップ時化てやがる的な悪口は止めよう。


 まぁ恐らく、思わず口走っちゃうだろうけど……とにかく今日の指針は決まった、出掛ける準備をしているとファーが卵から飛び上がってこちらも準備完了的な合図。

 それでは行きますか、今日貰った師匠からのクエ依頼は、ハーピーの落とす羽根と風の水晶の欠片のセットをたくさんだ。他は特に無し、だから時間が掛けられる。

 残念なのは、南の海辺が中央の安全地帯と真反対な事くらい。


 それだと途中で寄るのが不可能だし、クエのチェックとか修繕とかも無論出来ない。最悪明日のインに持ち越しかな、こればかりは致し方が無い。

 始まりの森って無駄に広いからなぁ、などと考えながら師匠に出発を告げて隠し縄梯子を降りて行く。無論、周囲に人の気配が無いかは何度も確認済みだ。

 俺の落ち度で、師匠の隠れ家がばれるなんてあってはいけないからね。


 それからはひたすら海岸を目指して、起伏の多い森を抜けて行く。東南方向のマップを埋めながら、時たま出遭う敵を駆逐して行く。

 新しく覚えた両手棍の新スキル、《(パワー)ハンマー》の使い心地を確認しながら。だから敵の数がある程度欲しいんだけど、ここら辺はそんなに姿を見掛けない。

 困ったな、ハーピーは弓矢で倒して行きたいんだけど。


 この新スキルは一言で表現すると振り降ろしの重い一撃である。威力も高いんだけど、それより何より振り上げ技の《撃ち上げ花火》との連携技として使えるのだ。

 つまりは振り降ろし⇒振り上げ、もしくはその逆の上下運動の連撃だ。《ブン回し》は左右運動なので、どうやってもスキル技の繋ぎにはなり得ない。

 その練習をしたいのに、近くに敵がいないこの事態。


 ファーも敵の姿を探してくれるんだけど、木の実やキノコが見付かるとそっちを優先してしまう。採集作業が楽しくて仕方が無い様子、だからこちらも容認の姿勢で。

 敵なんて、その内嫌と言う程ぶん殴れるのだ。恐らく今日もハードな内容になりそうな予感、初見の場所の探索なのでただの勘でしかないんだけどね。

 そして見えてきました、海辺の断崖に到着。


 あの忌々しい戦艦も、左側の海辺に辛うじて小さく見て取れる。さっさと任務を全うして、元いた場所に戻ってくれればいいのにね。

 それよりハーピーの生息地だ、確かにうっすらと消えかかった道が北から南へと続いている。これを辿って行けば、師匠の言ってた南の海辺の断崖の道へと出れる筈。

 今は崖崩れで、通行止めになってるみたいだけど。


 敵は相変わらず、フナムシや飛び魚と言った海辺のモンスター達のオンパレード。ようやく数だけは揃って来たが、コイツ等は軟弱過ぎてスキル技の連撃には耐えてくれない。

 だから練習にならない、本当に道を塞ぐ雑魚扱い。でもまぁ、新しく使っている蛙のハンマーを手に馴染ませるにはいないよりはマシかなぁ。

 その程度である、経験値もドロップもショボイしね。


 おっと、それは禁句だった……自分で設定して、その舌が乾かぬうちに使ってしまうとは。ところで今は、『経験値取得上昇期間』らしい。

 昨日も2つレベルが上がったし、この地にも効果はあるのかな?


 まぁ俺のアバターも、昨日の最後のドッペル君のドロップ報酬やら何やらで、色々と凄い事になっている。その分えらい強敵だったな、ファーに弱点を教えて貰って何とかなったけど。

 とにかくその結果はまた後で、レベルが上がった時のついでに報告させて貰おう。何しろ既に、半分くらいは経験値が貯まっているのだ。

 今日も出来たら、2つくらいは上げたいね!


 ファーもウンウンと頷いているし、きっと可能だろう。それよりようやく道が険しくなって来た。って言うか、周囲に森の木々の姿が無くなって来た。

 左側は断崖で、20メートル位下方に海の水面が波打っている。寄せては返す波が、白い飛沫となって潮騒と共にこちらに存在をアピールしていて。

 例え『水中適正』があっても、飛び込みたくなど無いなぁ。


 だって戻って来れ無さそうだもん、波も結構荒いしね。そして右側を仰ぎ見れば、いつもの絶壁が聳えている。この急斜面は、南の地から西側へとずっと続いている感じだな。

 そして唯一通れる谷の隙間を、野盗たちが砦を作って押さえていると。北西の斜面のつづら坂は、崖崩れで危ない上に大型モンスターの発生地となっていて。

 この南の海側の道も、やはり崖崩れで通り抜けは不可らしい。


 しばらく切り立つ崖に沿って作られた道を、潮風に当たりながら進んで行く。急に殺風景になった周囲の様相と、抜けるように青い海と空の色に心乱されながら。

 崖に貼り付くように作られた道の幅は、せいぜい馬車が1台通り抜けられる程度。所々に離合ポイントが設置されていて、恐らくそこは休憩場所も兼ねているのだろう。

 うねるように続く崖のお陰で、出っ張りの部分では割と遠くの景観まで見渡せる。


 その最初の出っ張りの小道で、既に“狩り場”に到着したのだと気付いた。崖の小道を進んでほんの数分、だけど景観は森の中と全く変わってしまっている。

 そして空を支配する、翼あるモンスター達の群れ。結構凄い数がいるな、師匠からはゴブリンよりは強いから多数を相手取る時には気を付けろと注釈を頂いたけど。

 たしかに空を飛ぶ敵は、どいつも厄介だとの認識は持っている。


 敵も色んな適性を持っている、空を飛んだり通常攻撃が無効だったり、水の中に適性があったり魔法攻撃がやたらと強かったり。それに意義はあるのかな、そして正義は?

 さっきの師匠の言葉を考える、俺がそう言う言葉遊びが好きなのは別として。もちろんそうだ、意義はちゃんとある……強ければ生き延びる確率がグンと上がる。

 そして恐らく、それは種族的には正義なんだろうな。


 コイツ等は宙を飛ぶ事が可能で、そして大勢で群れて縄張りを作っている。生き延びるための知恵を、或いは殺して捕食する為の才能を持っている。

 それに比べて、人間と言う種族は惰弱で矮小である。群れている癖に些細な事でいがみ合い、挙げ句の果てには仲間割れを起こして自身で数を減らして行く。

 武装しなければ、野生の前には歯も立たない脆弱な存在。


 師匠の言葉を考える、正義って誰の為の正義だ? 人間はその脆弱性故に、生き延びる知恵を駆使して“武器”を手に入れた。最初は棍棒、俺も使っているお手頃な打撃武器だ。

 もしくは槍だったのかもね、とにかく素手より遥かに強力なのは確かだ。それによって外敵から身を護り、ライバルと競い合い、或いは殺し奪う事を覚えて行って。

 戦いの歴史のスタートだ、そこに正義の二文字はあるのか?


 戦いの意味を考える、同じ武器を持つ者同士なら、果たしてどちらが勝者たり得る? 技量の高い者、もしくは装備に優れた者が有利に戦局を動かすだろう。

 そこには正義も悪も、好きも嫌いも存在しない。戦いの果てにあるのは、勝者と、そして敗者しかない……負けた者は考える、もっと強い武器があればと。

 もっと有利な戦局を作り出せれば、と。


 弓矢も最初は、狩猟の為の道具だったのだろう。それがいつしか戦争に使われ始め、そしてこの上なく有利な戦局を作り出して行き。当たり前だ、離れた場所からの一方的な殺戮だもの。

 それがいつしか、銃火器に取って代わられて。戦争にはミサイルや戦車、戦闘機や爆撃機、挙げ句の果てには核ミサイルなんてモノが出没し始めて。

 脆弱な癖に、闘いを好む人類の面目躍如だな。


 正義とは、突き詰めれば勝者の理論でしか無いのかもね。後味が悪くならない様に、しっかりと建前と悪者の役割を担う敵を用意して。あいつが悪いからやっつけた、こちらは正義だ悪くなど無い的な勝ち名乗りを叫んで。

 少しブラックな思考になって来たな、要するに人間は競うのが好きなんだろう。ゲームにだって競う要素が無いと盛り上がらないもんね。

 無意識な淘汰なのかもね、人の内奥に隠された破滅のピース的な。



 バーチャ世界は、その点は平和で良かった。ちゃんと愛すべき敵が用意されていて、戦闘に対して変に捻った建前も要らない。

 斃された敵は、冒険者の血となり肉となる。





 ――さて、狩りを始めようか。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ