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サバゲーってなんですか?   作者: やもり
採石場バトル編 伝説のランボーおじさんと鋼鉄のババア
8/16

読者<サバゲーまだかよ?読むのやめるぞ。作者<待たせたな!!今からサバゲーだ!!

すいません やっと本格的にサバゲーのシーンです。

私は文章力が、ヤムチャなのでサバゲの緊張感をお届けできないかもしれません。

がんばります

あとサバゲでよくあるミスなどを書いていきます。

あと私は銃に詳しくありません。

サバゲーマーだろ!!

と思われる方もいらっしゃると思いますが、

すいません。なので銃の説明はWikipdiaからのコピペです。


私は銃の性能などよく知らないので形で銃の好き嫌いが分かれます

ちなみに嫌いな銃はM4で好きな銃はM4以外のすべての銃です。

なんででしょう、仲間はみんなM4が一番かっこいいと言うのですが

M4の形は本当に無理・・・カッコ悪い・・・

まあ、好みは人それぞれということですね。



   読者<サバゲーまだかよ?読むの止めるぞ?作者<待たせた、今からサバゲーだ!!



 開始のホイッスルの音と共に私は味方拠点から飛び出した。とりあえず今回の作戦を説明しよう。


 挿絵(By みてみん)


 まず守宮を含めヨッシーさん、その他3人の同士と共にフィールド左翼の岩肌エリアを確保。右翼崖ポイントは防衛に専念。3名で崖を死守!! 残りの全員で中央の森を確保します。


 赤チームリーダーの命令は「ガンガン行こうぜ!!」。


 リーダーの命令どおりに左エリアをガンガン攻めます。サバゲの始まりは開幕ダッシュ!!敵より有利な場所を確保するために皆、走る走る。私も全力で走りますが、皆んさん早すぎです。追いつけません。現在の状況は先輩サバゲーマー3名を先頭にヨッシー、守宮の順番で全力疾走中。走っていると周囲の様子が、木々からだんだん岩に変わっていく。後10メートルでポイントに到着!! 私の目からは敵は確認できない。


 (よし、確保成功!!)


 その思った瞬間です。


「前方に敵!! ……うわっ、HIT!!」


 先頭を走っていた民兵【①】が戦死、その後ろを走っていた2人の先輩プレイヤーはすぐさま左右に散開し岩に身を隠す。前方の動きを察知して、私たち2人も急いで身を隠した。


 轟音と共に私の頭上を弾が飛んでいく。パチパチと音が鳴り、身を隠している岩にも数十発のBB弾が命中。私は地面にへばり付き被弾面積をできるだけ少なくしようと心がけた。


 「前方20m、敵7名!!」


 前方4メートルに隠れいる陸自【②】の格好をした味方が声を張り上げます。なにっ!! 7名!!。敵は私たちの予想よりこのポイントに多くの人員を割いたようだ。岩から少しだけ顔を出して前方の様子を確認。3,4人黄色のマーカーをつけたプレイヤーが前方の岩影から発砲しているのが確認できた。残りの敵は目視では確認できず、電動ガンの発砲音から察するに左斜めの茂みの中から私たちに攻撃を仕掛けている様子。見えない敵からの猛攻撃で完璧に身動きができない状態になってしまった。


 「おい、守宮!! 応戦するぞ!!」


 そう叫んだヨッシーさんは、岩から頭と【G36】だけを出して茂みに向かって射撃を開始した。前方を確認すると2人の先輩プレイヤーは、正面の岩影方面の敵を攻撃中だ。


(よし、私も頑張らなければ!!)


 私はヨッシーさんを真似て、岩から頭と【SCAR】だけを出し、敵が攻撃を仕掛けてくる茂みに狙いを定める。ストックを肩に押し当て、サイトを覗き込み全ての神経を引き金に集中させる。


 カチッ、カチッ


 全ての神経を引き金に集中させる。


 カチッ、カチッ


 全ての神経を引き金に集中させます。

 

 カチッ、カチッ


 ――――引き金引けません――――


  「【SCAR】っ!! お前見損なったぜ!!」

 「なぜ銃にキレてる!?」


【SCAR】にマジギレする私、そししてそれにすばやく反応するヨッシーさん。弾が出ないなんてなんて、何が最新型だっ!! 最新だ!!。


 「このカス武器!! 弾がでないんです!!」


 電動ガンの轟音が響く中、ヨッシーさんに向かって叫ぶ。


 「安全装置は、外したのか?」 

 「???」


 周囲の発砲音がうるさくてよく聞こえない。


 「セーフティーは、外したのか?」

 「私はレモンティーが好きですけど?」


 そう言った瞬間、ヨッシーさんは何か言いながらがら怒っていましたが内容はもちろん聞こえない。


 「クソッ、これでHITになったら恨んでやる!!」


 そう大声で言い放ったヨッシーさんは自分の隠れていた岩から飛び出し、助走をつけてスライディング、私が隠れている岩にやってきた。その瞬間、周囲に弾が何発も着弾する。


 「あのな守宮、銃には安全装置(セーフティー)が付いてるんだ」

 「安全装置?」

 「暴発を防ぐためのだ、銃の横にスイッチが付いてるだろ?」


 【SCAR】の横を見ると【A】【1】【S】のマークが付いており、ちょうどスイッチは【S】の場所にあった。


 「いいか、こいつが【S】の場所にあったらセーフティーの意味だ。弾は出ない」

 「じゃあ、【A】と【1】の意味は?」

 「【A】はフルオート、【1】はセミオートの意味だ。FPSやってるんだからこれぐらいの意味はわかるだろ?」


 腐ってもFPS経験者、この2つの単語には聞き覚えがありました。


 「たしか連射と単発ってことですね、了解!!」


 使い方さえ解ればこちらのものだ。私は再び【SCAR】の照準具を使って狙いを定める。すべての神経を引き金に集中させて呼吸を整えた。エアの炸裂音と共に【SCAR】からBB弾が発射され、茂みの中に吸い込まれていく。


 「うおおおおお!!!!」


 全身で電動ガンの振動を感じながら私は雄叫びと共にフルオートで茂みを薙ぎ払う。木々の折れる音が響き、葉が周囲を舞う。私の反撃の成果か、茂みからの攻撃が止む。しかしHITコールは聞こえない。


 挿絵(By みてみん)


 軽快エアなリズムの後、急に電動ガンが静まり返ります。引き金を引いても弾が出ません!!


 「また弾が出なくなった!! 壊れたのか!?」


 あわてて晒していた体を岩陰に戻す。


 「違う、弾切れだ。今すぐリロードするんだ!!」


 今まで私が弾幕を張っていたポジションにヨッシーさんが滑り込み、私の代わりに敵をけん制射撃を行う。それにしても弾切れだと……!! 実際に撃ってみるとTVゲームと違って弾がなくなるのが早く感じる。やはりFPSとは全然違うな~。私は【SCAR】の予備弾倉(マガジン)に手を掛けた。


 (たしか、空になったマガジンを引き抜いて、新しいのを詰めればいいんだよな……?)


 【SCAR】のマガジンを引き抜きます。


 ぬっ……抜けない……。


 【SCAR】のマガジンはしっかり固定されていてピクリとも動かない。ああ理解したぞ。


 ジャックさんはこの銃は最新型と言っていました。つまり実銃そっくりに作ってあるので、硬くしてあるってことだ。そうと分かれば、今度は力を込めてマガジンを引っ張ってみる。


 うっ……動かない……。


 「うおおおっっ!! 抜けろっっっ!!」

 「待て待て待て、引っ張るな!!」


 弾幕を張っていたはずのヨッシーさんにいきなり取り押さえられた。おのれ、離せ!!。


 「離してください!! 私はリロードをしなけれはならないんです!! ヨッシーさんは私にかまわず敵を……」

 「バカ野郎!! 無理やり引っ張るな!! 横の黒いボタンを押せ」


 鬼のような剣幕で私を叱り付けるヨッシーさん。なんのことかと一瞬考えてから、【SCAR】をよく確認してみる。すると銃の側面に黒いボタンが付いていおり、押してみると。


 ストンと地面にマガジンが落ちた。いや~便利ですな~。


 私はポケットから予備のマガジンを取り出し【SCAR】に装着しようとします。TVゲームでは一瞬のリロードも、自分で行うと時間がかかる。


 (なかなか難しい……)


 悪戦苦闘すること約10秒、なんとかセット完了。


 「リローディング!!」


 私は大声で叫んだ。敵にリロードを知らせてしまったバカな行為だったのだが、一度これを生で言ってみたかったのだ。完璧にリロードをこなした自分に酔っていた―――刹那。


 「うあああっ、HIT!!」SAS隊員が悲鳴を上げた。

 「9時方向だ!!回り込んでるぞ!!」同時に陸自隊員が怒声と共に発砲する。


 前方の味方の悲鳴と怒号がいっせいに飛んできた。9時方向(左)を急いで確認すると、茂みの中を何かが高速で移動するのを見た。茂みと茂みの間を渡る一瞬、黄色のマーカーが光る。


 「ヤバイ、止めるぞ!!」


 ヨッシーの指示で2人一緒に岩から身を乗り出し移動中の敵に銃を構えた。しかし私たちに向かってBB弾の弾幕が線を描き、まるで蛇のように襲い掛かってきた。周囲に雨のごとくBB弾が着弾する。


 「クソッ、茂みの中の連中か!!」


 急いで岩に体を密着させ、被弾面積を減らす。茂みの中の敵は私たちを岩に釘付けにして、横に回りこんだ仲間と十字砲火を仕掛ける作戦のようだ。しかし敵の作戦がわかっているのに手が出せないのは歯痒い。


 そして敵の弾幕が一層濃くなった瞬間。草木を踏み倒す音と共に、SWAT【④】とタンカラーの帽子を被った男が茂みから銃と顔を晒しているのが一瞬横目に映りこんだ。私たち2人は正面からの制圧射撃によりほぼ動けない状態、真横を取られた瞬間だった。まるで映画のように時間の流れが遅く感じる……。敵SWATは【MP5】【⑤】、帽子の男は【H&K、USP】【⑥】をこちらに構え終わっており、完璧に射撃体勢が整った状態だ。


挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)


 私とヨッシーさんは下げていた銃口を反射的に敵に向けようとしましたが、その反応よりも数段早く敵2名は引き金を引いた。電動ガン独特のサイクル音と共に体中にBB弾の衝撃が伝わります。


 「「HIT!!!!」」


 ヨッシーさんとほぼ同時に被弾。私たちは大声でHITコールをし、岩陰から両手を挙げて出ていた。


(クソ~ッ!!悔しい!!)


 そんな感情を抱きながらも、この一戦で私は確信した。


 

 サバゲー超楽しい!!

 今回はただやられただけの試合だったが、退場途中の今でも体の中で、何か熱いものが燃え上がっている。中学や高校、部活に夢中になっていたあの頃、必死に練習していたあの時、その時感じた何か体中が熱く燃え上がる感覚。

今回のサバゲーはそれと同等、いやそれ以上に言葉や文字で表せない何かを私に与えた。小説を執筆中の今でも確信して言える。この試合こそ私がサバゲーを続けるきっかけになったのだと。


 私は岩から出て、改めて辺りを見渡します。黄色、黄色、黄色、黄色のマーカーのサバゲーマーだらけ改めて包囲されていた実感がわいてきた。私たちがやられたのとほぼ同時に正面で粘っていた陸自の味方も敵にやられ、その場は陸自の人もあわせ3人で仲良く退場することになった。



 セイフティーゾーンに帰還する途中、森中にホイッスルの音が鳴り響いた。どちらかの拠点が陥落したのだ。


 「負けたか……」


 陸上自衛隊装備の人は後ろを振り返り呟いた。陸自装備の人の言った通り、赤チームは敗北した。後から聞いた話だが、私たちがHITされたあのルートから、黄色チームが拠点になだれ込み旗をゲットしたそうだ。HITされたプレイヤーは私語厳禁なのだが、試合が終わったのでそれも終了。さっそくヨッシーさんは、陸自装備の人に話しかけていた。


 「黄色チームはかなり連携がとれてますね」


 真剣な表情で話題を切り出したヨッシーさん。それに答える陸自装備の表情も険しい。


 「ああ、今日は厳しい戦いになりそうだ……」

 「ほんとに敵強いです……」


 私もそんなことを言いながら会話に参加した。すると陸自装備の人は笑みを浮かべながら。


 「じゃあ負けないためにも、若い君に頑張ってもらおうか」


 にこやかにそう言った。私、新兵なんですけど……。陸自装備の冗談(多分)に皆で笑いながら歩き続け、私たちはセイフテーィエリアに到着。中に入り、陸自装備の人と別れると、先に到着していた山田さんとジャックさんと合流した。弾の補充など次のゲームの準備にとりかかったのだった。


 (次こそは……)


 私はそんなことを考えながらマガジンにBB弾を詰め直した。


今回の反省

[試合開始後、安全装置をはずせ!! 撃てない!!]

ベテランさんでもたまに忘れてます。



①民兵

この小説では私服でゲーム参加されている方を民兵と表記させていただきます。


②陸自隊員

陸上自衛隊の服装で参加されたゲーマーさん

かなりの猛者である。

地元のフリーサバゲーマーで

今後のゲームでもいろいろお世話になる人

装備は【89式自動小銃】


③SAS隊員

英国特殊部隊の服装でガスマスク装着

私の

「熱くないですか?」

の質問に

「夏なら即死だった」

と一言


④SWAT

アメリカ警察のSpecial Weapons And Tactics(特殊火器戦術部隊)

の服装の人、

装備は【MP5】


⑤【MP5】

H&K MP5とは、ドイツのヘッケラー&コッホ(H&K) 社がH&K G3のバリエーションとして1960年代に開発した短機関銃(SMG)である。

MP5のMPとはドイツ語で機関拳銃(短機関銃)を意味する“Maschinenpistole”の略称である。しばしば英語風にマシンピストルとも呼ばれ、日本でも機関拳銃、機関短銃と呼ばれることがある。日本の公的機関では同銃を"機関けん銃"と称している。



⑥【H&K、USP】

H&K USP(独: Universale Selbstladepistole、英: Universal Self-loading Pistol)は、ドイツの銃器メーカーであるヘッケラー&コッホ社が開発した自動拳銃である。9mmパラベラム仕様は、P8の名称で現在のドイツ軍の制式拳銃になっている。他のバリエーションを含めると、多数の軍、警察、国家機関等に採用されている。



やっとPV1000アクセスですよ

いやはや

有難うございます!!がんばります!!


有名作者様にはだいぶ見劣りしますが

初めて書いた小説で1000を超えたのがうれしい!!

1日平均7人ほどの方が定期的に読んでくださってるみだいで

こんな小説を・・・(感激!!)

私がこの小説を書き始めたのは昔ののある事件がきっかけです。

私が趣味でサバゲーをしてると友人に言ったところ

「きめえwwwww」

「守宮怖いよwww」

皆そんな反応をしました。

私は驚愕しました。そしてサバゲーというのは世間ではそのように見られていたことを改めて実感しました。

たしかに改造エアガン、マナーの悪い中学生などの影響で一時期サバゲーは厳しい時代をむかえました。いや!!今も厳しい時代です。しかし、サバゲーマーは皆そのことを紳士に受け止めマナーの強化をして、一般人の皆様えの配慮を最優先に考えるようになりました・・・

サバゲーは決して戦争狂の集まりや犯罪者予備軍の集団じゃないんです。

私は小説を書いて多くの人に伝えたい、

純粋にスポーツとして皆サバゲーを楽しんでいるんです。

サバゲは楽しい!!

世間には、光線銃のおもちゃをもって撃ち合いごっこをしているだけで

毛嫌いする人もいます

その人たちは戦争が大嫌いなことはわかります。

その人たちの指摘どうりサバゲーは戦争ごっこです・・・

いやはや難しい問題です。

まあ、

はい

守宮ですPYOOOOOOOOOOOOO!!

今日は1000記念のお祝いです

明るくいきましょう!!

皆さんもレジャー感覚で気軽にサバゲーしてみてください

楽しい、健康にいい!!

いいことばかりです!!


皆さんも機会があればマナーを守って楽しいサバゲをしましょう!!


もちろん感想受付中です。

個人に送ってもらっても感激です。

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