総員!!拠点を・・・いや、SCARを死守せよ!!
私の小説が人気がないのは、かわいい女の子キャラがいないせいだと言い訳してみたり・・・
ごめんなさいバトルほんとに次ですから
あといまさらながら私、関西人で、文章に気がつかぬうちに関西弁がまじることがあります。ゴメンナサイ。
(登場人物の1人ジャックさんの関西弁はわざとです。)
私たち4人はフィールドツアーから帰還した。どんなフィールドだったかは前の話にまとめさせてもらいました。森の中での接近戦が多そうな気がします。
「では皆さん早速チーム分けを行います」
山名さんが拡声器を使って指示を出している。
「では、今私が立っている場所から左側が赤チーム、右側が黄色チームで」
((((アバウトだな~))))
その場所にいた全員が思ったに違いない。私たち4人はみな左側にいたので赤チーム。運営の人に両腕に赤のビニールテープを巻きつけてもらった。サバイバルゲームではこれが唯一の友軍識別サインらしく。サバゲーではどんな服装でも、腕には自分がどちらのチームかを識別するためマーカーををつけなくてはないそうだ。私たちはビニールテープだったが、色つきのマジックテープやゴムバンド持参し装着しているひともちらほら見かけた。聞いた話ではサバゲーは味方に弾があたってもアウトになるらしいので誤射には気をつけなければならない。
「それではルール説明をします。ヒットの判定は全国共通、自分の持ってる銃だろうが、つま先だろうがBB弾が当たればそれはヒットです。ヒットされた人は大声で「ヒット!!」と叫んで、速やかにフィールドの外に退場してください。その際きちんと両手を上に上げて「ヒット通ります」などと声を出しながら退場してください。生存者と間違われてボコボコにされる場合があります」
ボコボコとは怖い怖い気を付けなければ。
「これは実体験です。皆さん気をつけましょう」
山名さん……。
「もちろんのことゾンビ行為は禁止です。弾が当たったら素直に申告してください。ゲームが成り立ちません。あと天の声も禁止です。やられた人は生存者に敵の情報を与えないでください。ゲームの内容はチームフラッグ戦、敵チームを全滅させるか相手拠点にあるホイッスルを鳴らしたチームの勝利です。1試合の時間は25分にします」
そう言い終わると山名さんは周囲のサバゲーマーの顔を1人1人確認し最後にニッコリ笑うと。
「それでは皆さん、配置についてください、ゲーム開始は10分後、今日一日を楽しいゲームにしましょう!!」
「「「「「「「「「「お願いします!!!!!!」」」」」」」」」」
そう声を張り叫んだ山名さんに続いて周囲のサバゲーマーが一斉に挨拶を交わした。
ついに始まったのだ、サバイバルゲームが……。
◇ ◇ ◇
どうも皆さんおはこんばんわ!! 守宮です。皆様ご機嫌いかかですか?
えっ……私ですか?
それはもう……死にたいです……。
第一話参照
初戦を見事に敗退し、意味不明な言葉を叫び周囲の人に「この子おかしい子かしら」のような目線を向けられているような感覚に襲われながら、私はセイフティーゾーンに帰ってきた。小説を執筆している今でも、なぜあんな言葉を叫んだのか謎だ。おそらく永遠の謎だろうが、きっと初めてのサバゲーでテンションがMAXだったせいだろう。ちなみに今私がいるセイフティーゾーンというのは、やられた人たちが戻ってくる場所のことです。ここでは戦闘行為、試合中のエアガンの発砲などが禁じられている。つまり安全地帯のことだ。
おっと、早速同胞を見つけた。私は早足で山田さんに駆け寄った。
「山田さん、お疲れ様」
「おお守宮、お前もやられたか!!」
うれしそう顔を上げる山田さん、私より先にやられているとは、まったく、山田さんは頼りない。
「山田さん、戦果はどうでしたか?」
試合開始から10分もたたずに安全地帯に居るということ、はたいした戦果もなかったのでしょうが気になるので一応聞いておく。
「おう、最前線に突撃して2人倒してすぐやられてちまった」
「…………」
2人だと……。
「守宮は戦果どうやった?」
ニヤケながら質問をする山田さん。
いっ、言えない・・・銃声にびびって、草むらに隠れて、0ヒットで、ヘッドショット負けして、ャラクシーなんて叫んだこと口が裂けても言えん!!。
「最前線で10人の歴戦の勇士相手に戦っていましたが。もう少し!! ってところでやられてしまいました(迫真!!)」
「へえ、すごいネ(棒)」
山田さん完全に信じてないな。それにしても初陣で2ヒットとは、車の中でジャックさんやヨッシーさんたちと話していた時2人は初めてのサバゲでは0ヒットだったという話を聞いたので、まさに山田さん恐るべし。そんなことを話しているうちにヨッシーさんとジャックさんもやられて帰ってきた。「どうでしたか?」と私の質問に首を振る2人、どうやら0ヒットらしい。
「クソ、まさかあんなに近くにいたなんて」
「2人まとめてやられちゃったよ」
口々にそんなことを言い隣に座り込に汗を拭く2人【①】まったく、サバゲー暦が豊富な2人が0ヒットとは。
「まったく2人とも、だらしないですよ」
「意味不明なこと叫んでたお前よりましだよ」
聞かれていたのか……。
「ヨッシーさん、そんなことより大切なお話があります」
「ん、なんだ?」
「弾が当たりません。このクソ武器なんとかしてください」
まったくヨッシーさんも、さっきの近距離【1話参照】で弾が当たらないなんて、とんだ武器を持たせてくれたものだ。
「なんで武器のせいだよ!!!!」
大声でツッコミを入れるヨッシーさん。いや武器のせいでしょ。
「大体お前どんな格好で撃ったんだ?」
あきれ気味のヨッシーさん。どんな格好で撃ったか?たしか。
「片手で持って、ヒヤッハアアッッッッ!! みたいな感じで」
「当たるわけないだろ!! 世紀末かよ!! ちゃんと構えて撃てよ!!!!」
えっ?構える?。
「こうですか?」
MP7片手で持ち、銃身腰に当て構えてみせる。
「射撃姿勢としては間違ってないけど、その姿勢は近距離専用で命中率は下がるよ。あと撃つ時銃を片手で持つのはやめたほうがいいと思うけど・・・」
苦笑いしながら優しく教えてくれるジャックさん。ほんとにあなたはまるで天使のようです。しかし納得がいかない。
「映画などではみんなこんな構え方でバリバリ撃ってますよ」
片手でマシンガンを振りまわし、敵をバッタバッタ倒していく映画は、皆さんご覧になった方も多いはず。
「映画とかは格好重視が多いからな、サバゲでシュワちゃん【②】撃ちしてても敵はめったに倒せない、構え方ってのは大切なんだよ」
そういって補足説明してくれるヨッシーさん。これは勉強になる。構え方は大切!! 皆さんも覚えておこう。
「それじゃあ正しい構え方を教えてほしいのですが……」
「わかった、まずMP7のストックを引き伸ばせ」
ストック? なにそれ美味しいの?。
「???」
「ああ、貸してみな、銃の一番後ろの部分、ここは銃の種類にもよるが、引き伸ばすことができる。ここを肩にしっかり当ててエアガンを固定するんだ」
ヨッシーさんはMP7の後ろの部分を引き伸ばすと、私の肩にそれを当てて長さを調節した。
「お前右利き?」
「はい」
「なら、右手の人差し指を引き金に、その他の指でグリップを握る、左手は銃身にあるハンドガードを握るんだ」
ヨッシーさんの指示通りにエアガンを構えてみる。
「おお、安定した」
「実銃と違ってエアガンは反動が無いに等しい、力を入れて構える必要はあまり無いからこんな感じで大丈夫だ。相手を攻撃する時は銃の上についている照準具の穴を覗いて狙うんだ」
構えたエアガンで近くにあった空き缶に狙いを定める。これは狙いやすい。こうやってきっちりエアガンを構えていると気分はもうレンジャー部隊だ。まあ服装はパーカーなんですけど。
「どうだ守宮、使いやすくなっただろ?」
確かに使いやすくなりました。しかし。
「でもなんかまだ少し使いにくい……」
「初心者のうちはライフルのほうがいいかも。やもりん体大きいし」
「そうかもな……」
基本を習得して使いやすくなったものの、小型のSMGは私には少し使いにくいものでした。
「やもりん、ライフル貸したげるは」
少しの沈黙の後ジャックさんがそう口を開いた。
「えっ!?」
意外な申し出に驚く私、ジャックさんSIGはしか電動ガンをもっていないのはず。
「最近新しい電動ガン買ったんやけど、それ貸してあげる」
「本当ですか!!」
「血迷ったかジャック!!」
なんとジャックさんが新しい電動ガンを貸してくださることに、心の底から感謝感激!! そしてヨッシーさん少し黙ろうか。ジャックさんは大きなカバンから電動ガンを取り出した。色は黄色?いや、サンドカラーに近い色をしている。ストックの形が独特でまるで横から見ていると靴のように見える。
これだけのヒントがれば皆さんもうお分かりでしょう。
「M4ライフル!!!!!」
「お前目腐ってるだろ!!SCAR-L【③】だ!!」
腐ってはいません。知っている銃のレパートリーが少ないだけです。それにしてもなんでしょうこの電動ガン、カッコイイ!!今まで横で一緒に話しを聞いていた山田さんも「スゲエ!!いいな~」と呟いています。
フフフどうだ、うらやましいだろ山田さん!!
持たせてもらうと、重い!!出発前に持たせてもらった電動ガンと比べさらに重く感じた。
「SCARとは聞いたこと無い名前ですね、旧型ですか?」
「最新型なんやけど……」
無知ってとっても失礼ですね。家に帰ったら少し銃について勉強します。構えてみると、この重さがいい感じ。
「気に入りました。ありがたくお借りします」
「高かったから壊さんとってな~」
私がお礼を言うとジャックさんは笑顔でそう答えました。えっ……高い!?
「え、おいくらですか?」
震える声でお値段を聞いてみる。
「4万ちょっと」
その時ちょうど私たちの隣をやられたサバゲーマー2人が雑談しながら通り過ぎた。
「今日結構地面の状態悪いよな、転んで銃のパーツ壊しちまったよ……」
「マジかよ災難だな……」
SCARよ、私の命に代えてもお前を守るぞ。【④】
それから5分が経ったころ、黄色チームが赤チームを全滅させ第一ゲームが終了した。山名さんが拡声器を使い次の指示をだす。
「次のゲームは10分後、赤チーム山上フラッグスタート、黄色チーム下スタートです。山上スタートの赤チームは早めに準備してください」
私たちは上スタートなので少し山を登らなければならず、赤チームの皆さんは、休憩もそこそこに、素早く水分補給やタバコを吸うと山を登り始めた。私はジャックさんから予備の箱を受け取ると。4人で赤の拠点に向けプチ登山を開始した。
【①】水分、タオル
サバゲはかなり体力を使うスポーツです。スポーツドリンク、タオルを忘れずに。
【②】シュワちゃん撃ち
別に腰だめでM60をぶっぱなし100近い兵士を地獄送りにした伝説の銃の構え方
【③】SCAR-L
スカー : Special operations forces Combat Assault Rifle : 特殊部隊用戦闘アサルトライフル)は、ベルギーの銃火器メーカーであるFN社(ファブリックナショナル社)がアメリカ特殊作戦軍(以下SOCOMと表記)向けに開発しているアサルトライフルである。現在アメリカ軍が使用しているM16、M4カービンなどの後継の大部分がこのSCARで統一される可能性がある。実際にイラク戦争やアフガニスタン紛争に投入されている軍やDEAの特殊部隊が使用しており、高い評価を得ている。
2010年5月にSOCOMがSCARの購入を正式に決定した。しかし後日SOCOMが購入を急遽キャンセルした。その理由は現在使用しているM4カービンを中心としたウエポンシステムに勝てる利点がなかったことである。
上記はwikipediaからのコピペです。
【④】お前を守る!!
借りた電動ガンは壊すと弁償が当たり前です。人から借りたサバゲー用品は大切に!!
いざ次のステップ、
私絵が得意なんです!!うまいでしょ(棒)
私が愛読してい作家さんはみな絵がうまい
私死にたい・・・
この話のサバゲーバトル内容はほぼ実話になります。
なので今後主人公が2分でやられてほぼゲームの内容ではなく安全場所での雑談という話もありますのでご了承を。
やっぱり女の子がいたほうが話が盛り上がりますかね・・・?
評価!!特に感想!!どしどしおまちしています。
どうぞフレンドリーにお書きください




