現在迷走中 アドバイスください〜キャラクターの性格設定・管理の補助をするやつが作れません〜
現在、JavaScriptの勉強をしている六戸というものです。
今回は困ってるのでアドバイスをいただけないかなと思ってこれを書くことにしました。
作りたいのは性格設定や管理をするやつですね。 エニアグラム性格論をベースに製作中です。
執筆初心者の方に寄り添えるようなキャラクター設定・管理ツールを作りたいのですが迷走してます。
といってもエニアグラム性格論ってそもそも何って言う方がほとんどだと思うのでまずは軽く説明をさせてください。
注意点として、そもそもエニアグラムを研究している方々は多く、それぞれで意見の対立もあるということはご理解ください。
あくまでもさまざまな参考文献から私が取捨選択したものに独自の考えも混ぜたものです。
まずエニアグラムを語る上での基本となるのが『タイプ』と『レベル』で、どちらも1から9まであります。
『タイプ』は大まかな考え方の方向性を表すもので優劣もなく、他のタイプに変わったりもしません。
一方『レベル』は変動します。 最も精神的に健康なレベル1から精神的に追い詰められてしまっているレベル9までの精神衛生を表す指標となってます。
例えばタイプ1のレベル変動の場合ですと、レベル5あたりでは『良いものはよく悪いものは悪い。そこに例外は無い』という感じでちょっと融通の利かない几帳面な人です。
それがレベル1になると『自分は時々感情的になるし、客観視もできていない』という事に気づきます。 基本的な考え方自体は変わりませんが自分が良いと思っていても実は悪いものかもしれないし、その逆もあるかもしれない。 だから譲れない芯も持ちつつ柔軟に考えていくようになります。
逆にレベル9まで行ってしまうと自分のコントロールが全く効かなくなります。 悪いことだとわかっていても自制心がないので止めることができない。 そして自分が正しくない行為を繰り返していることに対する罪の意識に耐えられない。
こういう状態になると本当にやばいです。
といった感じのが後8タイプありますね。 しかもこれだけじゃなくて他の要素もあります。
まずはウイング。 隣のタイプのどちらかをサブタイプとして持つというやつです。 人によっていろいろ解釈が異なりますが私は本来の行動パターンでうまくいかない時の裏の顔みたいな論を採用していますね。
これもタイプ1を例にしてみていきます。 タイプ1の場合の隣はタイプ9とタイプ2になるのでこのどちらかがウイングになります。
タイプ1の場合、うまく行っていない状況というのは『理想が実現できない』になります。
これが良くてこれは悪いという基準をはっきり持っているタイプ1にとってそれとは違う現実を直視するのはストレスです。
ならどうにかして改善していきたいと思うのですが、そこからの方針はウイングの影響を強く受けます。
まずウイングが9の場合だと『目の前の課題を一つ一つ解決していくこと』になります。
漠然とこうなればいいなーと思っていても仕方がないので小さな一歩だとしても進んでいかなければならないのです。
一方でウイングが2の場合、『組織や仕組みを作ること』になります。
たとえ自分がいなくなったとしても目標に向かって邁進してくれる存在があればとても心強いです。
こんな感じのがウイングです。 それで次は本能型ですね。
自分の身体や周囲の環境が快適でないと不満に感じる『自己保存欲求』
集団の中に自分の居場所が確保されていないと不満に感じる『ソーシャル欲求』
執着や熱意といった強い感情を発散できないと不満に感じる『セクシャル欲求』
の3つの欲求の配分を表すのが本能型です。 多〉並〉少 のそれぞれが人によって異なります。
これもタイプ1の場合で見ていきます。
自己保存欲求は掃除やスケジュールの管理、食事の量や栄養バランスを考えたりといった『正解の生活』を送るといった形で表現されます。
ソーシャル欲求は地域の課題だったり、温暖化などの世界全体の課題だったりといった問題に対し『良い発信者』でいることを好みます。
そしてセクシャル欲求の場合は少し変わっていて自分の主張を理解してほしいという気持ちが強くなります。これは本来のタイプ1が『あくまで自分が良いと感じたことを淡々と行うだけ、他人の意見は関係ない』という考えであるためです。
情熱とか期待などという感情と相性が悪いためセクシャル欲求が多いか、少ないかによって印象が異なってきてしまうんですね。
こういった各欲求とは本来の関係性が薄いタイプをカウンタータイプと言います。
少しややこしいですが、これが本能型ですね。 タイプやウイングとの違いがわかりにくいという方もいらっしゃるかもしれませんが、例を出すと。
『買い食いしてはいけない』という方針を示すのがタイプ。
『お腹すいた、いい香りがする』といった誘惑を作り出すのが本能型の各欲求。
我慢できそうにないという危機に対して開き直るなりスルメを噛むなり何らかの対処をするのがウイング。
といった感じでしょうか。
あとは分裂とセキュリティポイントです。
ストレスが溜まった時の行動パターンが分裂、逆にリラックスしている時がセキュリティポイントです。
これもタイプ1の場合を例にしていきます。
タイプ1は普段は自分を律して規則正しく生きている人たちですが、ストレスが溜まっている状態では心に秘めた衝動を抑えきれなくなるんですね。
自分ばかり頑張っていて馬鹿馬鹿しい、もうやーめたって気分になっちゃいます。
後から思い返した時に本人は恥ずかしいと感じるでしょうが必ずしも悪いことではありません。
あまりにエスカレートしてしまうと問題ですが常に気を張っているのもよくないので適度に発散することは大切です。
つまりは容量・用法を守って分裂しましょうということです。
一方でリラックスして気が抜けた状態では今まで自分が色々な可能性を取りこぼしていたことに気づいてしまいます。
そもそもタイプ1が自分を律しているのは大きなミスを見過ごして取り返しのつかないことになるのではないかという不安によるものなんですね。
リラックスした状態ではそういった不安などが一時的に取り除かれているので、今まで一つの自説にこだわりすぎたのではないかという新しい不安が生まれてくるんですね。
選ぶことのできなかった可能性のために自分は苦しめられるのではないか? 今からでもいろいろやった方がいいかもしれない。
そういった考えから予定のびっしり詰まった休暇を過ごしたり、実用的なスキルをいろいろ学んでみたりします。
みたいなのがセキュリティポイントですね。 こちらに関しても容量・用法を守って適度に使っていくのが健康的です。
以上です。 エニアグラムにはまだまだ他にも要素がありますが、私は採用していないので解説しません。
まとめますと、一度決めたら変わらない要素が。
・大まかな方針を決めるタイプ。
・どの欲求に突き動かされるのかの配分を割り振る本能型。
・困った時の行動パターンを決めるウイング。
そして変動する要素としては。
・精神的に健全な状態かを表すレベル。
・実際に困った時のウイングの運用。
・一時的なストレスやリラックス状態によって発生する分裂とセキリュティポイント。
という感じでした。
軽く説明するつもりが思ったより長くなってしまいました。 申し訳ありません。
それで本題に入るのですが、冒頭で書いた通り迷走してます。
読んでいただいたように複雑な性格論ですからね。
これを理解してキャラクター達に落とし込める人は多分こんなのなくても創作できます。
キャラクターをどう作れば、動かせばいいかわからない人のために私は制作しているわけですから。
もっとツールの側からいろいろ提示していかないとダメです。 だからJavaScriptの勉強を始めたわけではあるんですが。
しかし、そもそもどうやって提示していけばいいのかわからないのですよね。
もちろんある程度の形は自然と出来てくるとは思います。
判断基準や価値観の根っこみたいなのはタイプと本能型とあとは今のレベルなんかで決まってくるでしょうし、それを踏まえてどういった状況だと困ってしまうのかとかストレスを感じる環境ってどんなのとかもある程度わかります。
そしたらストレスの値を管理して『これだけストレス溜まったから分裂ね』とか現在は困難な状況なのかを判定するチェッカー的なやつを使って『はい、うまくいってないからウイングのイベント始めるよ』とかやって。
それの結果としてレベルが上下していくっていう感じですよね。
大体は見えてはいるのです。
ただ結局のところ私にはどのような方が使ってくださるのかとかどんなキャラクターを作ろうとしているのか? どんな出来事に遭遇するのか? 周りの人間関係はどうなのか? 何一つわからないんですよ。 なのでいまいち想定が定まらないといいますか。
ぼんやりした感じですね。
にも関わらずその時々の状況に対応させないといけないわけです。 うにゃーってなってます。 難しいです。
つまりは利用される方が作りたい世界観だったり漠然としたキャラクターのイメージを汲み取るという部分が見当もつかないということです。
分岐する質問表みたいなのを作ることになるんでしょうが、何を質問すればいいのでしょうか?
そこが全くわからないのですよね。
漠然としていて難しいとは思いますが、ご自身が困った経験などをもとに何かアドバイスなどをしていただけるとありがたいです。
あとキャラクター設定の熟練者の方がいらっしゃいましたら、試しに一回エニアグラム性格論を使ってキャラを作ろうとしてみてくれませんか?
やってもいいけどタイプ1は気に食わないという方は言っていただければ他のタイプを紹介いたしますので、ぜひお願いします。