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わたしの家族……

いつも読んでくださりありがとうございます。


更新は、毎週金曜日17時〜20時のあいだに行う予定でいます(*´ω`*)


ブクマ、いいね、評価本当にありがとうございますm(_ _)m感謝の気持ちでいっぱいです!

「わたし、この世界にいてもいいの?」

 涙の膜で、すりガラス越しにいる彼の表情を窺い知ることは出来ない。

 けれど──。

「いてもいいの、じゃなくて、いなきゃダメだよ。だって、ミハルちゃんは僕達の大事なお嫁さんであり、家族でもあるんだから」

 マクマクさんの指先が目の前に近付いてきて、目からこぼれ落ちる涙を掬い上げてくれた声は、温かくて柔らかくて、包み込むような優しさで満ちていた。


 ──家族。


 その言葉に、胸の中の何かがぶわりと広がった。


 わたしの家族……。


「……っ」

 わたしはキュッと裾を掴む。

 自分のではなく、マクマクさんの裾を。

 目を見開いたマクマクさんが、「ミハルちゃん?」と訊く。

 ああ。こんなこと、恥ずかしくてとてもじゃないけど、マクマクさんの顔を見上げて言えることじゃない。だから、わたしの顔が相手に見えないよう目一杯俯いて、それから、小さく口を開く。

「か、家族って言ってくれて……あの……ありがとうございます」

 語尾は尻すぼみになってしまった。

「……ミハルちゃん」

「はい」

「鼻水、垂れるよ?」

 言われて、反射的に顔をあげた。あげるとそこにはマクマクさんの微笑んだチョコレートブラウンの瞳があって。

「嘘。うん、ミハルちゃんの顔、見たかった」

 太陽のようにキラキラした表情で言われて、キャパを超えてしまったわたしはというと。

 ばんっと、両手をマクマクさんの顔面に押し付けた。

「み、見ないで下さい!」

「あはは」

 わたしが慌てふためいていると、リフさんがやってきて、ポンと頭に手をのせる。

「あんま、変なことで悩むなよ」

「そうですよ。何かあれば相談してください」

 シルスさんが、温かいココアを淹れて、コトリとテーブルに置く。

 わたしは頷く。

 家族って……いいな。

 この大切な人たちをまもりたい。

 お母さんのように失いたくないな。


ここまで読んで下さりありがとうございました!

更新頑張りますので、また読んで頂けたら幸いですm(_ _)m

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