わたしの家族……
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「わたし、この世界にいてもいいの?」
涙の膜で、すりガラス越しにいる彼の表情を窺い知ることは出来ない。
けれど──。
「いてもいいの、じゃなくて、いなきゃダメだよ。だって、ミハルちゃんは僕達の大事なお嫁さんであり、家族でもあるんだから」
マクマクさんの指先が目の前に近付いてきて、目からこぼれ落ちる涙を掬い上げてくれた声は、温かくて柔らかくて、包み込むような優しさで満ちていた。
──家族。
その言葉に、胸の中の何かがぶわりと広がった。
わたしの家族……。
「……っ」
わたしはキュッと裾を掴む。
自分のではなく、マクマクさんの裾を。
目を見開いたマクマクさんが、「ミハルちゃん?」と訊く。
ああ。こんなこと、恥ずかしくてとてもじゃないけど、マクマクさんの顔を見上げて言えることじゃない。だから、わたしの顔が相手に見えないよう目一杯俯いて、それから、小さく口を開く。
「か、家族って言ってくれて……あの……ありがとうございます」
語尾は尻すぼみになってしまった。
「……ミハルちゃん」
「はい」
「鼻水、垂れるよ?」
言われて、反射的に顔をあげた。あげるとそこにはマクマクさんの微笑んだチョコレートブラウンの瞳があって。
「嘘。うん、ミハルちゃんの顔、見たかった」
太陽のようにキラキラした表情で言われて、キャパを超えてしまったわたしはというと。
ばんっと、両手をマクマクさんの顔面に押し付けた。
「み、見ないで下さい!」
「あはは」
わたしが慌てふためいていると、リフさんがやってきて、ポンと頭に手をのせる。
「あんま、変なことで悩むなよ」
「そうですよ。何かあれば相談してください」
シルスさんが、温かいココアを淹れて、コトリとテーブルに置く。
わたしは頷く。
家族って……いいな。
この大切な人たちをまもりたい。
お母さんのように失いたくないな。
ここまで読んで下さりありがとうございました!
更新頑張りますので、また読んで頂けたら幸いですm(_ _)m




