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住んで──は?

いつも読んで下さりありがとうございます!

現在更新時刻は不定期になっていますが、0時前後が多いかもしれません。


評価ポイントやいいね、ブクマありがとうございます(*´ω`*)。


応援して下さるかたがいてくれるので、頑張れますm(_ _)m


 事情を説明して、面接者たちが帰っていき、店のまわりは再び静けさを取り戻した。

 そして、その日の夕方──。


「あの、帳簿はこれです」

 事務室にて。わたしが帳簿をシルスさんに渡すと、それを開いてパラパラと目を通す。

「はい。大体は理解しました」

 数字の羅列から、経営状況を読み取るのがはやい。さすがは経験者。

 わたしは頭をさげる。

「明日からよろしくお願いします」

「こちらこそ、よろしくお願いします」

 ということで。

「あとはわたしがやるので、皆さんもう帰って大丈夫ですよ」

 そう言うと、マクマクさんとリフさんが互いに見合った。

 ん? 何か言いたそう?

「マクマクさん、リフさん?」

「帰らない」

 口火を切ったのはリフさんだ。

「はい?」

「俺たち、もうここに住んでるし」

 少し顔を赤らめて何をおっしゃっているの? 

 というか、マクマクさんまで頷いて……。

 住んでって……誰が──。


 誰が──。


 ……。



 バチンと頭の中で繋がって、火花が弾けた。

 思わず手を二人に突きだす。

「ちょちょちょちょーっと待って! えっ、誰が、どこに!?」

「だから。俺ら、もう一緒にここに住んでるっての」

 住んで──は?

「な、なにをどうしてそんなことに……」

 激しく動揺しているわたしに、リフさんが深いため息を吐いてから、ポソリと零す。

「あんな姿で発見されて。俺たち旦那がここにいたら、すぐに気付けた案件だったろ?」

 とても心配している、というのがリフさんの苦しい表情に出ていて、胸がギュッと痛くなった。

 新しい旦那様、シルスさんがリフさんのほうを向いて眉根を寄せる。

「何かあったんですか?」

 ……ああ。よくわからないけれど、旦那様三人が集まって情報共有をしてらっしゃる。

 そして、その共有を終えたシルスさんが、わたしを見て頷いた。

「それなら、わたしもここに住みましょう。人数が多ければ、夜間の交代制の見張りも可能です。不法侵入などがあれば、容易に撃退できましょう」

 家主を差し置いて、何を納得して頷いたのかな、シルスさん。そして、見張り、撃退など冒険ファンタジーのような発言が突如として降ってきて、わたしは首を傾げた。

「ええと……」


ここまで読んで下さりありがとうございました!

更新頑張りますので、また読んで頂けたら幸いですm(_ _)m

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