面接日
いつも読んで下さりありがとうございます!
ちょっと体調を崩してしまい、更新が滞ってしまいました。
申し訳ありませんm(_ _)m
その間もブクマ等外さずにいて下さったかた、読んで評価して下さった皆様、応援して下さっている皆様、本当にありがとうございます(*´ω`*)
また頑張りますね!
もうお約束ですね。
はい、棒読みで。メンズ殺到ー。
面接当日には、予想通りの人混みとなった。
当然、女性はいなく、屈強の戦士風、鼻息荒い貴族風などなど、本当に沢山の人たちが開始時間前の入口に押し寄せた。
それを店内の窓越しに見るマクマクさんとリフさんは、「はは」だの「うわ」だのと、嫌だなぁ……という気持ちをそれぞれ言葉にのせる。
いえ、本当にすみません。泊りがけで準備して頂いて。
「だいぶ車道にまではみ出してるね。僕、ちょっと列を整えてくるよ」
と、マクマクさんが入口から出ようとしたので、慌ててわたしはマクマクさんの腰エプロンの紐を掴む。
「どうしたの? ミハルちゃん」
「あ、あの。列を直すのはわたしがするので、お二人はテーブルなどの準備をお願いします──」
マクマクさんと話しているのに、いきなりリフさんが横から浚うようにわたしを抱きしめてきた。
わたしは固まって動けなくなってしまった。
動けない。でも、震えても何でも、声くらいは出さなければ。
「リフさん、わたし男性が苦手でして。こういうことをされるとリアクションに困るというか、振りほどきたくなるというか……」
リフさんにも少しは慣れたから、脊髄反射での拒否はなくなった。でも、やはり自分よりも大きい体格の人が触れてくると、心臓が不安で暴れだしそうになる。
リフさんが、キュッとわたしを包み込む。
「列は俺たちがやるから、ミハルはここにいろって」
「たしかに。僕たちの大事なお嫁さんをあの群衆の中に行かせるのは、ちょっと危険だよね」
と、マクマクさんはわたしの頭を撫でつつ、リフさんを力強く引き剥がしにかかっている。
マクマクさんが剥がしてくれて、わたしはプハッと空気を肺の中に入れて、それから小さく首を横に振る。
「ううん、わたしが行く。だって……」
チラリとわたしは群衆を見る。
うん、殺気に満ち満ちている。血の涙が見えるようだ。
「彼らからすれば、マクマクさんとリフさんはわたしのだ、だだだ……旦那様……なんだよね」
なんとか旦那様と言えたぞ。
「つまりはなんというか……この国の状況を聞きますと。逆にマクマクさんとリフさんのお怪我が心配で……わたしなら多分大丈夫かな、と。お怪我しちゃいますと仕事にも影響がでちゃいますし、経営者としても行かせるわけにはいかないと申しますか……」
ああ、自分で言っていて何か妙に恥ずかしい。
恥ずかしさで俯くわたしに、二人は見合って、わたしの頭をわしゃわしゃする。うん、この撫でるのにはだいぶ慣れた。
よいお兄さんたちが子供に言うみたいに、マクマクさんとリフさんは、少し屈んでわたしに視線をあわせる。
「何かあればすぐ駆けつけるから」
マクマクさん、やっぱり優しいな。
マクマクさんの笑顔の余韻に浸るまもなく、わたしの両頬を挟むのはリフさんだ。最近、この人の中でこれが流行っているのかな。
「ってか、ミハルに手ぇだしたら速攻グーパンするから、誰が手ぇだしたか教えろよ?」
う、リフさん物騒だなぁ。
ここまで読んで下さりありがとうございました!
更新頑張りますので、また読んで頂けたら幸いですm(_ _)m




