表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
40/60

これはもう祈るしかない

いつも読んで下さりありがとうございます!

現在更新時刻は不定期になっていますが、0時前後が多いかもしれません。


更新遅くなり申し訳ありません。

諸事情がありまして、6月末までゆっくりめな更新となります。まことに申し訳ありませんm(_ _)m


ブクマ、いいね等いつもお力を頂いております。

ありがとうございます(•‿•)

 わたしの言葉に、二人は顎が外れそうなほどにあんぐりと口を開けた。

 真っ先にリフさんが、わたしの両頬をギュムリと挟む。

「なんでそんな募集かけたんだよ! 俺たちだけで充分じゃね?」

 挟められて飛び出たアヒル口をパコパコ動かして、わたしは乾いた笑いとともに視線を逸す。

「いや、その……事務仕事をお願いしたら、わたしもキッチンやレジのお手伝いが出来るかなぁと思って……」

 突如スイッチの入ったマクマクさんが、すっくと立ち上がる。

「取り消しましょう!」

 この意見に、リフさんも強く賛同するけれど、さっき日付をきいたかぎりでは、もう手遅れなんだよね。

「今日の朝刊に、チラシをはさめるようお願いしたので、もう……明日が面接日です」

 アヒル口をパコパコさせて、ごめんなさいを言えば、リフさんは落胆したように挟んでいた手を離した。

 マクマクさんとリフさんは項垂れて、地球の内核を貫通しそうなほどの深い溜め息を床に落とした。


 しばしの沈黙。


 暖炉の薪がパチパチとはぜる音が、やけに響く。


 その場に蹲踞したリフさんが、くしゃりと前髪をかき上げる。

「全員面接で落とすっつーのは?」

 椅子に座って腕組みをするマクマクさんが「ダメだ」と、かぶりを振る。

「花婿の募集をしておいて、花婿を全員落とすのは、ミハルちゃんの体裁を考えてもマズイと思う。悪評がたたないとはいえない。店をかまえてる以上、悪評は致命的だよ」

 そういえばマクマクさん、たしか試験のラストにいたよね。あのとき、みんな不合格にしていたら……と考えると、ぶるっと背筋が凍った。

 わたし、知らないうちに薄氷の上を歩いていたのね。

 リフさんが、わたしの両二の腕に手を置き、「とにかく、一番まともそうな奴を選べよ!」

 と、わたしをガクガク揺らした。

 あうあうあう。

 一番まともそう、て……。

 これはもう、面接にまともそうな人が来てくれることを祈るしかない。

「とりあえず。僕達もいるから、ミハルちゃんは、今日一日ゆっくり休んでね」

「う、うん……」

ここまで読んで下さりありがとうございました!

更新頑張りますので、また読んで頂けたら幸いですm(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ