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救出

いつも読んで下さりありがとうございます!

現在更新時刻は不定期になっていますが、0時前後が多いかもしれません。


今回も三人称になっております。


評価ポイントやいいね、ブクマをして下さるかた、本当にありがとうございます(*´ω`*)。そして、この小説を閲覧して下さる方皆様に深い感謝を……*°·


応援して下さるかたがいてくれるので、頑張れますm(_ _)m


 マクシヴァルとリフは、キッチンや売り場のほうで作業をしていたが、ミハルが一向に姿を見せないことで、喉に小骨でもあるのかと思うような、なんともいえない気持ちでいた。

 疲れた彼女が今、風呂に入っている。

 その考えであっているはずだ。


 ──いや、あっているのか?


 二人とも作業をとめて、示し合わせたように先程の洗面所の扉へと向かう。

「ミハルちゃん」

 マクシヴァルが戸を叩く。が、水が流れる音だけで返事はない。代わってリフが「おい、ミハル! いるんだよな!?」と、強めに戸を叩くが、やはり水の音だけが聞こえるばかりである。

 普通、これだけ声をあげれば何かしらの反応や、一定に流れる水の音にも変化があるはず。

 何かが変だ。

 戸を開けようとリフがドアノブに手をかけて、躊躇する。

 いや、今入浴中だよな。このまま入っていいのか?

 しかし、その考えを打ち消すかのように、ドアノブにのせられたままのリフの手ごと、マクシヴァルは掴んでドアを開けた。

「ミハルちゃん!」

 洗面所に入り、躊躇なくマクシヴァルは浴室のドアも開ける。

 そして、二人はあまりの驚きに声を失う。


 浴槽の縁に頬を押し付けたまま、ミハルがグッタリと気を失っていた。

 お湯といえるほどの温度がないぬるい水が、浴槽から溢れて排水口へと流れていた。

「リフくん! バスタオルありったけ持ってきて! あとミハルちゃんの部屋の暖炉に火を!」

 そうリフに向かって叫び、マクシヴァルは自身が濡れることも厭わずに、ミハルを浴槽から抱えて救い出す。

 冷たい。

 マクシヴァルはミハルの口元に耳を寄せる。

 けど、息はある。

「マクさん!」

 リフがバスタオルを広げ、ミハルにかけて裸体を隠す。

「俺、暖炉に火ぃ入れてきます!」

 リフは、動揺しながらも弾丸のようにミハルの部屋へと走っていった。

 マクシヴァルは、洗面所にミハルを寝かせて、水を吸ったバスタオルを取り替え、再び抱きかかえる。

 真っ白い顔で気を失っているミハルを見つめ、支える手で後頭部を優しく撫でた。

 顔色が良くないことはわかっていた。

 どうしてあの時点で彼女に休めと言えなかったのか。

 何かあってからでは遅いというのに。 

「休んでって言えなくて、ごめん……」


ここまで読んで下さりありがとうございました!

更新頑張りますので、また読んで頂けたら幸いですm(_ _)m


体調等、皆様がお元気でありますように(ꈍ‿ꈍ)

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