こってり
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試験は人数の都合上、二人一組で行うことになった。
店内には、レジとパン籠の前にある価格プレート。まずは、その価格とパンを五分で覚えてもらう。
わたしがランダムで作り物のパンをとって、レジへ行く。ちゃんと価格通りに打てるかということと、レジ打ちの早さを見る。そのあと面接を立ち話程度で行い終了。終えたらもう一人と交代して同様のことを行う。
はじめは面接をしない方向だった。時間もかかるし、男性と長く接することは苦手なので、技術があればそのまま採用でいいんじゃないかなと言うと、マクマクさんが珍しく不満を帯びた声で「どこの馬の骨かわからない男を迎えるのは反対!」と言い切った。
あなたはわたしのお義母さまか。
彼の圧に屈して、わたしはしぶしぶ面接を行うことを了承した。
ちなみに、合格通知は後日連絡猫より合格者に届けられることになっている。
外では、今かと男性陣が待ち構えている。
店内で、わたしはマクマクさんを見上げると、彼もわたしを見て、互いに頷いた。
わたしは扉を開ける。
「では、最初の一組目のかた、入って下さい」
試験開始だ。
試験では、マクマクさんにレジ打ちの時間を計ってもらっていた。
だいぶ行ったと思うけれど、やはりマクマクさんのときと同じで、なかなか合格ラインを突破する人がいない。
というか、男子見すぎて酔いそうだ。
次の組を呼ぶ前に、目を瞑って眉間を揉む。
「大丈夫?」
心配そうに覗き込もうとしたマクマクさんに背をクルリと見せる。
マクマクさんに対しては、だいぶ慣れてきたとはいえ、距離感の認識に著しい差異があることから、小さな警戒心は持ち続けていた。
この面接でも思ったけど、みんなからの視線が痛くて、精神的には疲弊していた。面接に関係のない質問もされたりしたし。マクマクさんが躱してくれて助かったりもしているけれど、なんかみんなコッテリしているというか。会社の面接だと落とされますぞ?
とりあえず、次の組はコッテリじゃなくてアッサリが来てほしい……などと思いながら、次の組を呼んだ。そして──。
「やぁ、麗しの姫君。お目にかかれて光栄だ」
……なんか、超ゴッテリが来た。
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