……んん?
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わたしは持っていたクッションで、マクマクさんの胸を思いっきり押し戻した。
火事場の馬鹿力というやつか。
思わぬ反撃に体勢を崩したマクマクさんに、更にクッションの反撃を数発喰らわせる。
女って、筋肉ないよね。クッション数発で二の腕がビリビリ重いし、息もあがってしまう。
でも、ひるんでなんかいられない。
「これ以上近づいたら警察呼びます!」
ってか警察ってあるの? いや、もう勢いだ。
マクマクさんは「いたた……ケイサツ?」と首を傾げる。
「警察は警察です! 社会の安全と秩序を守ることを任された行政機関です」
ぼふんっとクッションでもう一発叩くと、「ちょっ、ちょっと待って」と、片手を前に突き出し、なにやら考えている様子。
今のうちに体力温存だ、と、わたしはクッションを抱きしめて、息を整える。
少しして、考えがまとまったのかマクマクさんが苦笑する。
「ええと、ひとつ訊いてもいい? 君はこの国の人?」
異世界、とは言えないので、けれどたしかにこの国の人じゃないので、わたしはかぶりを振る。
それを確認すると、「そういうことかぁ……」と、マクマクさんはしゃがんで頭を抱えてしまった。
それからマクマクさんは、何やらまた悩みに悩むようす。
異国の子がひとりで必死に生きてる。今のこの売上を維持するには、たしかに人手が必要で。人手がなければ、ミハルちゃんへの負担は大きく、いや、それ以上になったら……。毎日働きづめじゃあ体も壊してしまう。
など、そのような呟きが聞こえてくる。
かなりの時間を使って悩んだ末に、少し唇を尖らせたマクマクさんがポソリと「一人だけ、ならいいよ」と言う。
面白くはないけれど苦渋の決断、といったところか。
「でも、マクマクさんの作業の負担を軽減させるなら、一人といわずもう二、三人くらい……」
そのたびにいちいち面接するのも大変だし、まとめてのほうが楽というか。
「それはダメだよ。ひとりだけ。でも、本夫の立場は僕のままでお願いしたいな」
そう苦笑するマクマクさんは、いつもの優しめな彼だ。わたしからクッションをヒョイと取り上げて、元の位置に戻して部屋をあとにした。
……んん?
「なんか、変な言葉がまじっていたような気がするんですが?」
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