豹変……?
いつも読んで下さりありがとうございます!
更新はだいたい21時〜22時前後を予定しております。
評価、ブクマ、いいね等ありがとうございます!
頑張らなくちゃ、という気持ちになれます(*´ω`*)
彼を見上げると、慌てたのか、少し息を乱していた。頬が少し赤いのはどうして?
マクマクさんの着ていたぬくもりが背中を包み込む。
背中への羞恥が隠れて、わたしの混乱が少しずつ和らぎ、思考が徐々に正常値へと近づく。
マクマクさんが、はぁ、と、それはそれは長い溜息を吐いた。
「もう人前で着ちゃダメだよ?」
わたしは、このメイド服を着たことに対するダメ出しをされたと思い、視線を泳がせる。
「……はい」
はは。ですよねー。痛すぎですよね。こんなコスプレ──。
「僕の前だけにしてね」
「へ?」
予想の遥か斜め上からのお言葉に、わたしは物凄い間抜けな声を出してしまったけれど、彼には聞こえていないようだ。
両頬を包み込まれて、マクマクさんの親指で涙を優しく拭き取られた。
な、ななナニゴト!?
マクマクさんが自身の口元を隠して、真っ赤な顔で恥ずかしそうに視線を逸らした。
「似合いすぎて、どうにかなってしまいそうだよ」
ま、待って。
このお兄さん、なんでこんなに距離感と価値観がそこはかとなくゆるくバグってるんだろう。
マクマクさんが切なそうに見つめてくる。
「バイト募集なんかやめてほしい。僕だけでいいでしょ?」
い、いや、それとこれとはまったく別問題かと思うのですが……。むしろあなたの戦力が必要なので。
「お、女の子来たら即採用にしますので、どうか募集させて下さい」
「ダメだよ」
速答!?
いや、なんでバイトのかたに主導権が渡るかなぁ。
「バイトを募集するって、どういう意味をもつかわかってるでしょ?」
バイト募集とは、仕事量に対して、足りない戦力を補充すること、以上。それ以外の意味なんてないよねぇ!?
「マ、マクマクさん……?」
チョコレートブラウンの瞳がいつになく真剣で、熱を帯びていた。
いつもの優しいマクマクさんが、豹変した?
つい、と唇をなぞられる。
「ミハル……」
両頬を包まれているわたしは、逃げることができなくて、マクマクさんの綺麗なお顔が角度を変えてわたしに近付いてくる。
こ、これってまさか……っ。
ここまで読んで下さりありがとうございました!
こまめに更新頑張りますので、また読んで頂けたら幸いですm(_ _)m




