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決戦!

121話になります!


本日1回目の投稿になります!


それではどうぞ!!










ピーーーーーーー!!




「総員突入!!」


『『『おぉーーーー!!』』』


魔神討伐作戦開始の合図と共に、先頭の数人がドアをぶち壊し、前衛の20人ほどが一気に館の中へ突入していったようだ。


「ゲゲゲゲ!サイラー様の出る幕もねぇぜ!!我が相手してやるぜぇ!!」


中には、クジラを苦しめたゴキブリ魔族、ルキフグスが1人待ち構えていた。


「くらえぇぇぇぇぇぇぇ!!」


ルキフグスへと勇者である人間の男が先制攻撃をしかける。


「グゲゲゲッ!!そんな攻撃効かぬわっ!!」


ルキフグスは、手を大きく振った。


「グハァ!?がふっ...」


すると、しんくうはというものだろうか?見えない風が先制攻撃を加えようとした男を切り裂いた。


クジラの時に使わなかったのは、こちらもこちらで、クジラに対して舐めプをしていたからであろう。


今回は始めから本気のようであった。


「大丈夫か!?貴様ァ!よくも同志を!?」


1人の魔王と呼ばれる男が、しんくうはによって相当な傷を負った勇者の男を担ぎ後列へ下げながら激昂した。


「ゲゲゲゲ!次はうだうだうるせぇてめぇだぜぇ!!」


再び手を振りかぶる。


どうやら今度は、今現在叫んだ魔王に狙いを付けているようである。


「させるかっ!」


だが、しんくうはが発生する事は無かった。


「けっ、こんなとこで仲間を失わせるかよ!」


どうやら、ヴァーチュが遠距離から闇の球を投球して、ルキフグスの手に当てたようだった。


その球の威力が絶大であったのか、ルキフグスの手首から下は塵と化し無くなってしまったようだ。


「グゲッ!?グゲゲゲッ!!なかなかやりおる奴がいるようだなっ!?」


「ちっ、片手吹っ飛んでもそんな減らず口言えんのか...。総員!1人で立ち向かっても死ぬだけだ!3、4人の集団で掛かるようにしろ!」


『『『おおっ!!』』』


ヴァーチュは部隊長らしく指示を飛ばし、周りの魔王勇者はその指示を受け入れ返事をした。


「ゲゲゲゲッ!雑魚が何匹募っても無駄無駄無駄ァ!!」


このような入りでヴァーチュ率いる前線とルキフグスの戦いが始まったのであった。









そして、同時刻。


「ヤヨイ、上手く潜入出来たね!」


「えぇ、こんなすんなり行くとは思わなかったわ...」


2人は館の正面玄関から入って行ったヴァーチュ達を横目に、館の二階にある窓へ登り不正侵入の形で中へ入っていたようだった。


「きっとこういう戦いってのは真正面から臨むのがマナーなんだろうね。でも、私は勇者でも魔王でもないからそんなの関係無い!」


リーシャは、卑怯万歳!というようにヤヨイへ告げた。


「でも、まだ侵入出来ただけよ。ここからが本番だから気合い入れなさい」


「うん、わかってる。絶対に見つけ出すよ!」


「それじゃいきましょ」


「うん!」



2人は戦力に若干の不安を抱きながら奥部へと歩き始めた。















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