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822/2000

お姫様?



6章242話になります!


本日1回目の投稿です!!


それではどうぞ!!









「ク、クジラッ...」


「あ、リー...えっ?」


クジラは、ようやく現れたリーシャの方へと顔を向ける。

そこには、真紅のとても美しいドレスを着たリーシャが立っていた。若干不安の色が見える表情をしている為、自分はしっかりと着こなせているのか、不安で仕方が無いみたいだ。


「ど、どう...かな?」


リーシャは顔をほんのりと赤く染めながら、消え入りそうな声で似合っているか聞く。


「.....。」


しかし、クジラは口を微妙に開けた状態で固まってしまっている。


「ク、クジラ...?」


リーシャは、クジラの前に立って様子を伺う。


「凄く綺麗だ...」


クジラは、10秒ほど固まった後、ポツリとそのような声を漏らす。

いつものように笑いながら言うのではなく、ごく自然と口から溢れてしまったという感じの声だ。


「えへへへっ、良かったぁ...。私なんかに、こんな綺麗なドレスが似合うのか不安だったんだよ...?」


リーシャは、胸を撫で下ろしながら似合わないとか言われなくて良かったと安堵する。

今の彼女の姿は、お世辞抜きにとても似合っていた。

本物のお姫様と言われても信じてしまうほどにだ。


「っ!!そうだ...。リーシャ、いや、リーシャ姫。出来ればこんなのを付けてみませんか?」


クジラは、リーシャの美しい姿を見て、唐突に頭に衝撃が走る。そして、一瞬にして赤い宝石が目立つ素敵なティアラを具現化し、彼女をお姫様扱いしながら差し出した。


「わぁっ、指輪と同じ綺麗な赤い宝石だね。えへへ、クジラに付けてもらいたいなぁ?」


リーシャは、自分とクジラの指にはまっている指輪と同じ宝石だと言って目をキラキラとさせた後、クジラにティアラを付けて欲しいと伝える。

この宝石については、クジラは1番似合いそうな物を頭の中で、一瞬で選択したらしい。

なので、指輪と同じ宝石になったのは単なる偶然みたいだ。


「僕でよければ喜んで。...これで良いかな?」


クジラは、優しい笑みを浮かべながら頷くと、リーシャの頭にそっとティアラを付けてあげた。


「えへへっ。素敵なティアラ、ありがとっ!」


チュッ


リーシャは美しいドレスに負けない魅力的で素敵な笑顔を見せ、クジラの頬にキスをする。


「あははは、色々とやばい。似合い過ぎて本当にヤバイよリーシャ」


クジラは、顔を真っ赤にしながら表情を緩ませ、普段リーシャにキスをされる時とは全く違った反応をした。今のリーシャには、いつもとは全く違った魅力が感じられるみたいなのだ。


「クジラがそこまで喜んでくれるなら、わざわざ着てみた甲斐があったかなぁ?リーシャ姫は、永久にクジラの大切な宝物でいてあげるから、これからもたくさん可愛がってね?」


チュッ


リーシャは、クジラの反応を見て本当に嬉しそうにしながらそのように語り、もう1度、今度は彼の唇に軽くキスをするのだった。







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