仲間メニュー
73話になります!
クジラ君視点になります!
それではどうぞ!!
「(さて、仲間メニューってのを見てみよう)」
現在僕達3人は、2階層へ入ってすぐの直線にて休憩をとっている。
僕は頭にタオルを乗せ、ちょっと仮眠を取ると言って寝たふりをして、情報能力メニューを開いている。
《情報能力メニュー》
・ステータス
・魔法、能力
・道具鑑定、書物解読
・スキル
・仲間
・設定
こないだのスキル同様、横線になって表示されていなかった欄に、新たなコマンドが増えている。
僕は迷わずに仲間を選んだ。
操作はこれを押したいっ!と念じるだけだ。
《情報能力メニュー》
《仲間》
リーシャ レベル5
ヤヨイ レベル7
仲間メニューには、自分のステータスを、ずっと簡易的にした形で2人の情報が表示されている。
リーシャは僕と同じレベルで、ヤヨイは僕達よりもレベルが高いんだね。
ん?これって、仲間をコマンドとして選べるのかな?リーシャを選んでみよう。
《情報能力メニュー》
《仲間》
《リーシャ》
レベル5
取得魔法
火魔法(レベル3/9)
水魔法(レベル1/9)
支援回復水魔法(レベル3/9)
取得能力
剣術(レベル1/9)
へぇ...。仲間を選択するとその仲間の使える能力が表示されるんだね。
リーシャは、ずっと前にも言ってたように、火魔法と回復系の水魔法が使えるみたいだ。
次はヤヨイを見てみようか。
《情報能力メニュー》
《仲間》
《ヤヨイ》
取得魔法
取得能力
霊力(レベル9/9)
霊視(レベル9/9)
霊感(レベル9/9)
投擲(レベル1/9)
おお、流石現役幽霊。魔法はなにもないけど幽霊関係の能力が全部カンストしてる。
2人とも凄いね。
僕も頑張って具現化魔法の質をあげていきたいな...っておっと。
「クジラ?起きて、そろそろ2層攻略始めるよ?」
リーシャが僕の体を揺さぶっているみたいだね。
起きたふりをしなきゃ。
「ふぅ、よく寝たよ。そろそろ行くのかい?」
「うん!ヤヨイも携帯電話弄るのやめて行くよ!」
「わかったわ。それにしてもこの携帯の中に入ってる電子書籍ってのは面白いわね...」
ヤヨイが凄くスマホ使いこなしてるなぁ...。
「さぁ!行くよクジラ、ヤヨイ!」
「わかったよ、頑張ろうね」




