剣を使いたい!
62話になります!
それではどうぞ!
「さぁ!ヤヨイが携帯電話の使い方も覚えた事だし、仕事に行こうか!それと、明日はお休みするよ!」
どうやら、クジラもおにぎりの具現化が終わったようだった。
そして、明日の日程も2人へ報告した。
「え?休むの?そしたら明日はなにするのクジラ?」
「うん、明日は迷宮行こうと思うんだ。2人はそれでいいかな?」
「迷宮?なんか楽しそうな響きね。でも武器も防具もないわよ?」
「それは具現化魔法で...。」
「本当便利よねぇ。クジラの具現化魔法」
ヤヨイは、ジト目でクジラを見つめる。
「クジラ!頼みがあるんだけど...」
続いてリーシャが、頼みがあると言ってきた。
「どうしたのリーシャ?言ってごらん?」
クジラは疑問に思いながら、どんな頼みなのか尋ねた。
「私、剣を使いたい!」
「へっ?」
「私、剣を使ってみたいんだ!物語の勇者みたいに、魔物をバッサバッサ倒したい!」
リーシャは、まるで男の子のような発言をした。
「うん、別に構わないけど。危ないよ?」
「いいよ!私体力には自身あるから!」
「そっか、そしたら明日作ってあげるよ(体力に自身かぁ...。ほぼ毎日疲れ果てて夕食前に睡眠してた気が...)
クジラは思う事があったが、リーシャの頼みを了承した。
「わたしは霊力で戦うからナイフを10本くらいよろしく頼むわ」
「成る程、ナイフを自由自在に動かして戦うんだね。それは強そうだ。明日作ってあげるよ」
「ふふ、感謝するわ」
「それじゃあ明日の予定と2人の武器も決まったし、仕事に行こうか!今日も頑張るよ!」
「うん!頑張ろうね2人共!」
「ふふっ、りょ〜かい!わたしの商売上手っぷりを見せてあげるわよ!」
3人は、家を買ってから売り場にしている、家からすぐそばにある広場へと向かった。




