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17/2000

ギルド遠いんだよね...

44話になります!


それではどうぞ!


ピピピピピピピピピピピピ


「んっ...(流石に3回目だから慣れたよ)」


「ふぁぁ、おはようリーシャ」


「おはよう、クジラ。寝癖凄いよ?」


「あっ、ほんと?えぇっと、櫛、櫛...」


ポンッ!


「あ、クジラ。私にも櫛ちょうだい?」


「はいよー」


ポンッ!


「はいどうぞ」


「ありがとー、」


「さて、顔洗ってくるけど桶に水汲んでこようか?」


「あー、私も一緒に行くからいいや」


2人は、宿の裏口側にある井戸へ行き、顔を洗い歯を磨いて、ギルドへ向かう支度をする。


ちなみにこの世界は風呂は存在しないようで、主に濡らしたタオルで体を拭くのみである。


「よし準備完了。リーシャ、入り口でまってるからおいで」


「わかったよー、ちょっと待っててね」


ガチャ...バタン


「うーん...。どの服がクジラの好みかな?とりあえず、クジラがお嬢様みたいって言ってくれたこの服でいいかな?よし決めた!これにしよう。いいお家見つかるといいなぁ」


リーシャは、クジラが部屋から出た後、1人呟きながら支度をした。


そして数分経過し、リーシャも入り口へと来たようだ。


「おまたせー、どう?似合ってるかな?」


「おー、昨日の清楚系に見える服装だね。とっても可愛いよ」


「か、可愛い?ありがと...///」


クジラに可愛いと言われ、リーシャは照れている。


「それじゃあギルドに行こうか」


「そっ、そうだね!いいお家が見つかるといいね!」





宿から徒歩で約20分のギルドへ2人は訪れた。


「ふぅ、地味に遠いんだねギルドって」


「うん、場所的に少し不便な気がする。僕も昨日行った時思ったよ。でも、わざと迷宮の近くに建てられてるから仕方ないね」


「それもそっか。元々、迷宮の為に作られて、プラスアルファで何でも屋みたいのやってるだけだもんね」


「それじゃ、不動産関係受付はあそこだから行ってみようか」




「ようこそお越しくださいました。本日はどのような件でお越ししましたか?」


受付の中年のおばさんが話しかけてきた。


「あー、ちょっと家を購入したくて、どのくらいするのかと思ってみにきました。」


「そうですか。とりあえずそちらの壁に貼ってある物件をご覧ください。気になる物があれば、その物件の場所まで案内する事もできますよ」


「ありがとうございます。ちょっと探してみますね」


そういってクジラは話を中断し、リーシャと共に家を探し始めた。




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