悪夢の始まり
「えぇ本日、我が大馬鹿高校のアホ組に性転換…あ、間違えた転入生が来る事になった。さぁはいりなさい!」典左位は教室にはいった。 ガラガラガラー
「失礼します。」
「この子が性転換…あ、いや間違えた転入生の典左位秀平君だ!お父様の仕事のご都合でこちらに転入する事になったそうだ。では典左位君から一言いただこう。典左位君、あいさつを宜しく」
「えぇ国立秀才高校から来た典左位秀平です。楽しくやっていきたいので仲良くして下さい。宜しくお願いします。」
「さぁみんな拍手! 典左位君は君達アホと違って天才だ。くれぐれも失礼のないように」
「るっせーじじい誰がアホだとこらぁ?」
っと叫んだのはアホ組のリーダー格、マイケル鈴木だ。
「まぁ落ち着けマイケル。きにするな。ところでみんな典左位君に質問はないかね?」
「はい!」
っとさっそく手をあげたのはアホ組陰の実力者ピエール佐藤だ。ピエール佐藤は質問した…
「典左位くんは何年生ですか?」
「ぇ?…何年生って転入してるから同学年に決まってるんじゃ……」
「あ、そっか!スンマソン。」
ピエールは散った。「じゃあ俺質問!」
二番目の刺客が現れた。その名もピーター阿久津。
「典左位くんはどこに勤めてるんですか?」
「ぇ…?高一だから勤めるって……バイトもしてないし……」
「アホ!阿久津!企業に勤めてる訳ねえだろ!」
「あぁそっか…スンマソン」
ピーターアーツ、いやピーター阿久津はKOされた。次に現れたのは一際異彩を放つ男、理科 大好だ。「は…はぃ…」
「おお理科〜お前が手をあげるのは珍しいなぁなんでもいってみろ。あ、典左位くんこの子は少し変わった奴だか気にせんでくれ」
(…ぁんたも十分変わってるよ…)
「はい、理科!いってみろ!」
「ぁ…ぁの…て…典左位君は…ハルヒとミクルどっちが好きですか?」
「……へ?」
「おい、理科!そんなオタクな会話転入生には通じねえよきめえんだよ!」「ま、マイケル…そこまでいわなくても……ぅぅ…ハルヒぃ助けてぇ」
「あぁきめえきめえ、典左位!こいつとはかかわんなよ!」
「あ、はい、わかりました(-_-#)」
(…あんたともかかわりたくないよ)
最後に担任がまとめだした。
「ま!なにはともあれこのクラスで典左位君はしばらくやってく訳だ!みんな仲良くやってってくれよ!じゃ、今日のHRはこれで終わり!連絡事項20個くらいあったけどまぁみんな勘でうごいてくれ!じゃ、典左位君、うちは席は自由だ、というかうちの高校に席という概念はない。適当に授業受けてくれ!じゃあな!」
………………(と、とんでもないとこに来てしまった……)