アメリカによるイランへの軍事的行動について狼狽えるだけ
将来が不安
イランへの経済制裁解除を見返りに核開発制限を要求するJCPOAから一方的に離脱したのは当のトランプ大統領なのですが......
アメリカ側が合意を離脱したのだからイランが核開発するのは自然な流れ、そこに経済制裁は復活させるけど核開発はやっぱりダメだと軍事的行動を取るアメリカという構図。
というか国際社会において「大義」は存在感が薄れつつあれど未だに重要では?
自己利益保存のために他国に軍事的行動を取った今回の一件はロシアのウクライナ侵攻と本質的には変わらない。
結果としてアメリカはロシア・ウクライナ戦争への介入の大義を失いつつあると言えるかも。
国際秩序を乱してるのはアメリカもロシアも同じなのだから。
まぁアメリカ側からすればウクライナのNATO加入とイランの核開発への拒絶はどちらも平和を守る行動という認識なのだろう。
結局大義という建前すら失って自己利益の為だけに動く国だと周りに思われるのは、結局その国の孤立を招き、将来的に合意や条約を締結する上で必要な信頼すら失ってしまうのではないか。
まぁトランプ大統領の目指すアメリカ・ファーストは誰にも頼らず軍事的圧力のみで君臨するという意味なのかもしれないが、それは国際社会の「独裁」とも言えないか?
アメリカは民主主義の守護者という考え方にはアップデートが必要、なんてのは昔から言われてきたが、稀代の傾奇者一人でここまで変わるものかね国ってのは。
将来がすごく不安