表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

詩の目次

「最終目的地」 「飽きた」

作者: 冬野三月

「最終目的地」


最終目的地に僕らは、

夢に揺られて運ばれる。


意地になった僕たちは、

金にならない職すらくして。


とめどなく溢れだす思いは、

心の波止場にせき止められて、

波の音も聴こえなくなって。


命の限界がそこまで迫る。

底はどこかと探り当てる。

嘘の上澄うわずみを飲み込んで。


自由の言葉は誰にも届かない。

意味の無いことは心の中にめて。

偽ったまま日々は前に進む。

振り返ることは許されていない。

君は誰?

僕はここにいる。





「飽きた」


もう飽きた

秋田に行こうと考えることに飽きた

秋の空に思い悩むことに飽きた

空き教室から夕陽を眺めるのに飽きた

蟻の巣をつついて壊すのにも飽きた

雨の日の憂鬱に飽きた

とにかく飽きた


言葉遊びに飽きた

怒りや憎しみにも飽きた

孤独にも無情にも飽きた

けれど太宰を読むことには飽きがこない

けれど愛することには飽きがこない

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ