表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

詩の目次

「最終目的地」 「飽きた」

作者: 冬野三月
掲載日:2021/03/26

「最終目的地」


最終目的地に僕らは、

夢に揺られて運ばれる。


意地になった僕たちは、

金にならない職すらくして。


とめどなく溢れだす思いは、

心の波止場にせき止められて、

波の音も聴こえなくなって。


命の限界がそこまで迫る。

底はどこかと探り当てる。

嘘の上澄うわずみを飲み込んで。


自由の言葉は誰にも届かない。

意味の無いことは心の中にめて。

偽ったまま日々は前に進む。

振り返ることは許されていない。

君は誰?

僕はここにいる。





「飽きた」


もう飽きた

秋田に行こうと考えることに飽きた

秋の空に思い悩むことに飽きた

空き教室から夕陽を眺めるのに飽きた

蟻の巣をつついて壊すのにも飽きた

雨の日の憂鬱に飽きた

とにかく飽きた


言葉遊びに飽きた

怒りや憎しみにも飽きた

孤独にも無情にも飽きた

けれど太宰を読むことには飽きがこない

けれど愛することには飽きがこない

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ