表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

復テル

第4話



「お おい!?

何言ってるんだよ。 

俺だよ俺」


「王生新実だよ。」


.....

「確かに私は王生と言う名字だけど貴方は本当に誰?」


「は は は....冗談はよしてくれよ、母さん

家族だからってそんな冗談はきついぞ、は.は.は。」

 

俺は冗談であってほしいと思った。

俺は何かの大きなどっきりだとここでワンちゃん

かけたかった。 

でも現実はそんな優しくはない。



「バキッ」



なぁ!!


突然音とともに頭部から激しい痛みを感じた。

そして何か暑いものが首に滴るように垂れてきた。


そして俺は前に倒れていくにつれ意識が絶たれていく。


その際最後だと思って母の顔を見た。


そして母の目には冷たい目をしていた。


それは子を愛す時のような暖かい優しい瞳ではなく

その物を拒絶しその物を哀れるような瞳をしていた。



そして目は閉じ

最後の会話が聞こえた。


「怖かったわ貴方」


「僕が来たからには安心しなすぐにこの外道を警察に

引き渡してやる。」


...あ..そうか..俺は..


孤独



そしてすべての意識は絶たれ俺は

気絶した。




....



あれから何時間たったのだろうか


俺は目を開けた


開けたのに視界は真っ黒だった。



これはまだ寝てるのかと思ってた。


「起きたか処刑人1569号」



老人のような声が聞こえた。


声とともに目や腕足などに器具が感じられ 

拘束されてることを理解し夢ではないことを自覚した。


俺は口と耳は拘束されてなかったので

会話をすることが出来た。 


「お前は誰だ!!」




「私たちは組織の一つで処刑班の一人

まぁ 私は正確にはその班でなく国のトップと言うべきかな。」


俺は思った。


私たちは?

この老人の他に誰かいるのか...

国のトップ?なに言ってるんだ?そんなときにふざけてるのかと思った。


でも...明らかに声は聞き覚えがある気がする。

でもだからって視覚がない限り確かめられないのだ。

だから俺は嘘だと思った。


この後俺は全てに驚いた。

この後の発言から



「うむ なるほどね

だからって視覚がない限り確かめられないから

私のこれは冗談というか嘘だと君は思ってるんだな。」


!!


なぜ俺の思ってることを言い当てたんだ。

これはたまたまだ。



「おや?びっくりしたかい。私はね超能力者でねその一つである心を読むことが出来るのだよ。」


これはない人間に超能力などないはずだ。 

人体の構造的にだ。


これはその場で思考するように細工してるんだ

その場の環境によってその思考へと誘導したんだ。

だからこそ当てたに違いない。


俺は昔からオカルト的な方は信じないタイプである。

親友の龍勢のオカルトの話しは出た場合聞き流していてた

こともある。


無いものは昔から証明が難しいのだ

無いもの=その物が無いからだ

だから超能力なんてものはない。



「うむ君は洗脳や心理的だと思ってるようだね...

確かに考えの幅を狭くするその状況で、でてくる思考へと

縛りをつければ君の思考を憶測であてることで心が読める

超能力だと思わせることが出来ると思うのも仕方がない。」


「でもね1569号君」



「どんなに極めても会話のような文のように

一つ一つ言える訳ではないのだよ。」





「では本当に心を読むって言うのを証明してみせよう

君の思考を一つ一つ間違えずに言うから文字を浮かび上がらせてくれよ。」


....


28 11 チクチクチクチク444



「28 11チクチクチクチク444」


「!!!」 


「なぜ俺の思ってることを言い当てたんだ。!!

これはたまたまだ。

人間に超能力などないはずだ。」

そう考えていると老人が提案しめきたのだ。


「そうだ...

「次は口を出さないで会話してみよう。

そうすれば何よりも証明じゃないか。」


何を言ってるんだ!!


(何を言ってるんだ!!ってこうして会話しようと今の若者は

理解力が悪いのかなぁ?)


!!!



何だ!?今の声は頭の中で直接声が聞こえたぞ!?


(何だ!?今の声は頭の中で直接声が聞こえたぞ!?って

僕が超能力を使ってるからだよ。)


俺はまじで青ざめた。


まじで本当なのかと!?



そして俺は目の拘束を外されて俺は本当に 

国のトップが目の前にいることを確認出来た。



茅野総理大臣!?


そして茅野はその場をさり

死刑を執行した。




「ホントに死んで...しま..う。」



俺はドMって訳ではない

これはSM行為をしてるわけではない。



俺は人生で初めての体験で最後の体験をする。

俺は今、絞首刑と言う名の罰を受けている。


「ーーな...ぜに.こ..んなことになって..る」



強い落下の時に背骨が折れて体に力が入らなくなってしいた。


そして

気絶が出なかったことにより次の苦痛の地獄を

体験することになるのだ。


自身の体重によって首が圧迫して酸素が、うまく運ばれなくなるのだ。


「ーー苦しい...た..助けてくれ」



.....


意志が薄れ行くなか



人生でなやんでた不満が

一言抱け頭の中に浮かんだ。





「こういう肝心な時こそ助けてほしいよな。」



だがその考えを自分自身で否定した。


「いや違うな、かんじんな所まで陥る俺が

わるいのかもな」



もう考える意識が消えかかり

もう諦めて次の人生に期待しようとした。



…..


「ーー俺は何故その結末を受け入れてるんだ。」




俺は気持ちを突然切り替わった



「俺は悪いことをしていないはず

俺が望んでいないはず

そもそも

このまま死んだら永遠に罪のレッテルを

貼られ続けるだぞ。」



ーー俺は死を確定してるのに

そんな生きようとする考えをしだしたんだろうか


身体中はもう力が入らないのに

そして意識がなくなりかけてるのに



「無実の俺が何故こんな罰を受けなければならないのだ。」


そうか...


「俺は自分が無罪だと証明したい

自分の罪を人に擦り付けたやつが憎い

この結末を受け入れようとした自分が情けない」


俺は...


「30分間耐えてやる

そうすればおろして死亡確認をするはずだ」


「そこまで耐えて隙をみて逃げて法廷に立ち

無罪を証明してやる!!。」



俺は諦めなかった



だがもう脳に血液が行き届かず背中の骨も痛いし

首は内出血して気絶寸前であった。

その時


足ともから何か引っ張られてような感じがした。


次に何故か首が楽になり浮遊感が感じた。


それはとっさに分かった。



「ブチィ」


何か切れた音がして

そのまま真下に落ちていったのだった。








評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ