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神魂:かみたま  作者: みあいぐお
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存在意義

女神「まったく見てられないわ。貸して!」


雷人「あっもう少しやりたいのに。」


女神「見せて上げんよ。スケボーの天使と言われたあたしのテクを!」


スケボーなんてやったことない俺でも凄いというのはわかるが、女神がなんという技を決めているのかわからなかった。


雷人「わぁすごいや~みたことも聞いたこともない技ばっかりだぁ~でも女神なのに天使ってよくわからないなぁ~」


女神「どうだ」


雷人「あっ……うん、凄いね」


女神「反応うっす。わかったわ凄さがわかるまでみっちり練習の相手をして上げるわ」


……数十分後


女神「だからオーリー(ジャンプ)はテール(後ろ)を踏むと同時にジャンプしてもう片方の脚でノーズ(前)を擦るようにして安定させるの!」


ガーガシャッベタッ

雷人「もー出来ないよ~」


女神「……あれだけ正論じみたこと述べといて、諦めるの早すぎ!あんたのやる気に感化されて教えて上げてんのに」


雷人「いや、まだ初めてだし、これからコツコツとやっていこうかな~と」


女神「……だから、コツコツやるならまずはオーリーの前に基本テクニックをマスターしてからやりなさいよ」


雷人「えーだってみんなが難しいってよく言ってるからどれだけ難しいか試したかっただけだもん」


女神『なんなのこいつ、できない苦労を楽しむとか、できた喜びがどうのこうの言ってたのは誰だっつーの!』


雷人「と言うか女神様。まだ色々と話があるのでは?」


ガーカシュッダンッ

女神「ねー今のみたみた?女神のチートなしの私自身のテクニックを!」


雷人「……っ(~_~;)お~お~みたぞ、派手なギャルのパンティをな」


女神はスケボーに乗ったままこちらへ向かってきた。

女神「そんなに興味無さそうな反応してるけど本当は好きなんでしょ?ギャルのパンティ」


女神はスカートをめくってみせた。それは俺が生きていた時には絶対に拝めないであろう派手なパンティが目と鼻先にあった。その距離わずか数十センチ


女神「ホレホレ~あなたが望めば好きなこと出来ちゃうんだぞ~」


雷人「いやダメだこんな無理やりヤるようなやり方。俺はもっと段階を踏んでから恋愛してから……いや、しかしどんな願いでもいいと言うなら……」


女神「フフフフ顔真っ赤にしちゃって~」パッチン

スケボーとスケボー場が消えていく

女神「童貞くんをからかうのはこれくらいにしてっと」


雷人「くっ」


パッチン

人をダメにするソファが出てきた

女神「ふぃ~これこれ~やっぱりこのソファはサイコーだわー」


雷人『元からダメな女神がもっとダメになりそうだ』


女神「……」パッチン


雷人「あ゛~何で俺だけ工作室の椅子なんだよ!」


女神「ふっ」

「さて本題にはいるわ、とはいっても私からより貴方から質問してちょうだい。その方が説明もしやすいし」


雷人「センセーこの椅子カタカタしまーす。」


女神「我慢しなさい」


雷人「ぐっ……じゃあまずは、願いいくつでもと言っていたが、代償とかは無いのか?」


女神「代償は無いわ」


雷人「ふむ。じゃあ何が目的なんだ?」


女神「フフフいい質問ですねぇ~それはあなたを神にするためよ」


雷人「KA・MI?」


女神「そう神、あなたはここですべての欲求を満たして欲のない魂になったとき神になれるのよ!」


雷人「え?永遠にこの中で過ごすんじゃないの?」


女神「あたしは、ほぼ永遠にと言っていたはずよ」


雷人「え?え~~~~~~~~」

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