オーリー
雷人「うぉぉぉ~すっげ~マジで出てきた!」
せりあがって出てきたパークにはストリートアートで女神やエンブレムが書かれていた。
雷人「女神さまなかなかセンス良いじゃあないか」
女神はそんなにない胸を張り「むふぅん」と得意気にしていた。
雷人は女神に駆け寄り、
雷人「じゃあさ、じゃあさライト棒出せる?あとマテバも!」
女神「とーぜん。出せるわ」パッチン
雷人「あと木人も数体だしといて!」
女神「ハイハイ、もうはしゃいじゃって~」パッチン
俺は女神からスケボーとライト棒、マテバを受け取り、木人に走り出した。
雷人「うぉぉぉ~やったるで~」ブシュー
ブンブンブゥゥン「親父の仇~」ブンぶしゅ~ドサッ、ブンブン「うお~母の仇~」
バンッバンッ………
女神「て、おいおいおーい、真っ先にスケボー投げ出してなにやってんだ!このスター○ォーズオタクがっ!スケボーやれや!」
雷人「はっはっはごめんごめんつい、はしゃいじゃって」
女神「まったくも~」パッチン
ライト棒、マテバ、木人が消える。
女神「で、話しのつづきをするけどスケボーしながらでいいから聞いて」
雷人「わかった」
女神「あなたの今後についての話しなんだけど……」
カタン…カタッ…ガシャッ、ドテッ「ぅ~ん?やっぱり難しいなぁ」
カタンカタガシャッカタガシャッ
女神「…おめ~スケボー出来ないんかい~!」
雷人「え?できないよ?」
女神「なんやねん!もー早く言って」パッチン
「ほら、これであなたはメダルでオセロが出来るくらいの身体能力が備わったわ」
雷人は女神を睨み付けるように見ていた。
女神「なっ、なによ」
女神は雷人の頭を覗いた
雷人『戻せ……おいゴルぁ!早く戻せ、殺すぞペチャパイ女神が!』
女神「!ヒッ」パッチン
雷人は睨むのをすぐにやめた
女神「ちょ、ちょっと文句があるなら口で言いなさいよね!」
雷人「いや~ごめんごめん。俺、怒ると何て言うか、その頭が回らなくなるというか、単語が出てこないというか、あまり叫んだりとか出来ないというか……」
女神「もぅビックリしたわよ。あなたは怒ってて判らないかもしれないけど、かなりの暴言があなたの脳に浮かんでたわよ」
雷人「え、マジ?どんなどんな?」
女神「言えるか!」
「それにしても何であんなにおこなの?」
雷人「いや~だってさぁ、今の自分が出来ると思ってやってみたら以外とできなかったり、出来るようになるために練習したりという過程、体験その物が無くなってしまうし、それがないということは、出来たときの感動さえも無くなってしまう。それではまるでA5の牛肉を胃に直接いれるようなものじゃないか。いや大腸に入れるようなものだな、栄養さえ摂取などしないで出すようなものだ」
女神「…例えがよく判らないけど大体わかったわ」なんなのこいつあたしより人間できてるじゃないの……
雷人「わかればよろし」
女神「て、ゆーか全然話しが進まないじゃないの!!」プンス