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海兵隊以外の日本軍人名録

取りあえずの暫定版です。

まだ、かなり改訂する予定です。


海軍本体


現役


木村 昌福(キムラ マサトミ)、1891年生、海兵41期、海軍大佐

 第3部で登場。第一次世界大戦時に、地中海で通商護衛任務に従事したことから、駆逐艦乗りとして知られる存在で、敵艦撃沈の戦果を挙げるより、味方の保全を重視する作戦を好む。


吉良 俊一(キラ シュンイチ)、1889年生、海兵40期、海軍大佐

 第3部で登場。第一次世界大戦時に欧州に航空隊員として出征して、頭角を現し、日本陸海軍内で第2位の撃墜王の称号を持つ。その後も、「鳳翔」での初の発着艦に成功する等、海軍航空隊のエキスパートとしての道を歩んでいる。


田中 頼三(タナカ ライゾウ)、1892年生、海兵41期、海軍大佐

 第3部で登場。木村昌福と似たような経歴を持ち、駆逐艦乗りとして知られる存在だが、木村と対照的に敵艦撃沈の積極的な作戦を好む。


堀 悌吉(ホリ テイキチ)、1883年生、海兵32期、海軍中将 海相

 第4部で登場。いわゆる海軍条約派の1人で、山本権兵衛、加藤友三郎両元首相の衣鉢を継ぐ海軍内の対英米協調派の現在の領袖。艦隊派の一部の軍人からは、戦場を知らず、赤レンガで出世した奴、と陰口を叩かれることがあるが、第一次世界大戦時に地中海で通商護衛任務に当たったことがあり、戦場を知らないというのは、根拠のない誹謗に過ぎない。


退役

山梨勝之進(ヤマナシカツノシン)、1877年生、海兵25期、海軍大将

 第4部で登場。海軍条約派の一人で、ロンドン海軍軍縮条約問題を、林忠崇(と山本権兵衛)の後援により、成功裏に終わらせた。その後も、順調に海軍内で出世し、長きにわたり、海相を務めるが、中国内戦介入に際して暗躍したこともあり、米内光政首相の意向により、自発的に海相を辞任し、予備役に入る。今は悠々自適の生活を送っている。


山本 権兵衛(ヤマモト ゴンベエ)、1852年生、海兵2期、海軍大将、元老

 第1部から登場。海軍の大実力者で、2度に渡り、首相を務め、1度目の首相を辞めた後は、元老の伊藤博文の遺言もあり、元老に就任した人物。第2部の頃までは、薩摩出身という事もあり、海兵隊との折り合いが悪かったが、(第2部の後に起こった)シーメンス事件処理以降は、林忠崇や斎藤實といった海兵隊出身者も重用するようになった。満州事変の処理を事実上見届け、1933年に病死した。


陸軍本体


現役

梅津 美治郎(ウメヅ ヨシジロウ)、1882年生、陸士15期、陸軍中将 陸相

 第4部から登場。第一次世界大戦時に欧州に派遣されて、実戦を経験した陸軍士官を中心として結成された陸軍改革派の集まりであるブリュッセル会の事実上トップを務める。ブリュッセル会の力等を背景にして、陸軍の改革(近代化、機械化等)を進め、米内内閣成立を機に、陸相に就任した。


退役

秋山 好古(アキヤマ ヨシフル)、1859年生、陸士旧3期、元帥陸軍大将

 第2部から登場。林忠崇元帥と、日露戦争、第一次世界大戦時にはコンビを組んで、多大なる戦果を挙げる。「日本陸軍の騎兵の父にして、戦車の父」と謳われる。第一次世界大戦後は、参謀総長を長きにわたって務め、また、ブリュッセル会の後見人役を務めて、陸軍の改革を推進した。


空軍

現役

山本五十六(ヤマモト イソロク)、1884年生、海兵32期、空軍中将、空軍本部長

 第一次世界大戦時に、海軍航空隊の一員として、欧州に派遣されたことから、空軍に関心を持つようになり、また、実際に戦果も挙げたことから、日本空軍創設時に、空軍へと転属になる。その後は、伏見宮博恭王空軍大将の後援もあり、空軍中枢の道を歩み、現在、空軍本部長の地位を占めている。

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