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プロローグ

3年前、叔母が消えた。

叔母といってもまだ若く、たぶん今は20、21くらいの年だろう。若いがゆえに消えた理由も単純だった。


夢のため。そのために彼女は消えたのだ。


なんの夢だったかは知らないが、とんでもなく迷惑な夢だということはわかる。あの人の性格からしてそんなカンジだろう。

はちゃめちゃで、台風のような人だった。彼女との思い出はどれもイタイものばかりだった。私が5歳のとき、彼女と私達家族が山登りをしたときも、私が彼女を信用したため、2人そろって遭難し、わけのわからん宗教団体にお世話になったという記憶がある。あとは、8さいのころに宇宙人との交信に夜中まで付き合わされたり、・・・・・・もうキリがない。


だが、私は彼女に対し、感謝してもしきれないほどの恩がある。何年も前のことだ。彼女はとうの昔にわすれてしまったに違いない。でも、私にとってはとてつもなくありがたいことだったのだ。


だけど私は礼をいわなかった。いや、礼どころか文句もいえなかった。


翌日、彼女はいなくなっていたのだ。




初めてなので、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いします。

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