おはようございます天使
第一章:町に生まれた少女
「おはようございます天使様」
これが私が初めて聞いた言葉だ
とある世界に生まれた少女、その少女は【天使】と呼ばれる存在でした、その天使と呼ばれる存在について説明して差し上げましょう。
天使と呼ばれる存在は市民を守り続けなきゃいけないといけない存在です、もし市民を守ることが嫌になって逃げ出そうものならば即刻殺されてしまいます、可哀想だと思うでしょう?ですが市民たちは違います。
市民たちに「可哀想だと思いますか?」と尋ねてみてください、答えは必ず《いいえ》と返答が来ます、市民たちにとっては日常茶飯事なのです。
ですが皆さん、「天使って希少な存在じゃないの?」って思いますよね?私もそう思います、ですが市民たちは躊躇うことなく殺していくんですそこそこリスキーなことをしています、今後天使は生まれてこないのかもしれない、どこからか来ることはないのかもしれないでも逃げ出したらすぐ殺してしまう...なぜでしょう、その理由は読んでいくとわかるかもしれないですよ...
「こんにちは天使」
その言葉を聞き私は目を覚ました、ここがどこかわからない、私が何なのかわからない、声をかけてきたのが誰なのかわからない、何もわからない。
「こん...にちは?」
「はい、こんにちはで合っていますよ」
その人は私に向かって笑顔で話してくるが声は冷たい...まるで無機物へ話すような話し方だ、私は何者なのだろう、この人は私のことを天使と呼んでいた。
「あ...あの...天使って何ですか?」
そう、その人へ問う。
「天使とはですね...まぁ簡単に言うと町を守るものです」
町を守るもの...どういうことなのだろうか。
「町を守るもの...って何ですか?家を守るのか人を守るのか、みたいな」
「どっちもですね」
即答だった、私は人と家を守らなければいけないらしい、どうやって守ればいいのだろう。
「あの、守るって言っても...どうすればいいのですか?」
「戦ってください...ちなみに、嫌になって逃げ出したら即刻殺されます」
「へ.....?」
素っ頓狂な声が出た、逃げたら即刻殺される?そんなの、ダメなんじゃないのか?なんでそんなにすぐ殺すんだ、捕まえるだけでいいじゃないか...そのような考えが駆け巡る、だが答えは出ない出たら困ることはない。
「え...っと、なんで殺されるんですか?天使って希少な存在だったりしないんですか?」
「はい...あなたの仰る通りです、確かに天使とは希少な存在です、逃げ出したらもう町を守れないと判断し《役割が無くなった》いらない存在と認識し、殺します」
「な...るほど?」
「これでも詳しく、わかりやすく解説したつもりですが、わかりませんでしたか?」
「わかったんですが...殺すまでしなくてもいいんじゃないかなって、捕まえるとかするだけでいいんじゃないんですか?」
「ダメですね、捕まえても戦うという心はなくなっているので」
確かに言う通りだ、逃げ出した時点でもう戦う意欲はなくなっているからだ、死にたくなければ戦い続けろということなのだろうか?
「一旦、この町を散策してきても?」
「もちろんご自由にどうぞ、建物等を破壊しないようにだけご注意ください」
「わかりました」
その場から逃げ出すように、町を散策するという名目で外に出た
見てくれてありがと気が向いたら次出すよ




