第21話 キリマンジャロ再挑戦、スタンバイ
翌朝、曇りだった。登山アレンジャーの大男がYMCAに迎えに来た。9:00の約束だったが8:45にはもう玄関で待っていた。すぐに出発する。
食物の買い込み等でマーケット等をぐるりと周ったが、1時間後にYMCA近くに戻り出発点のマラングゲートに向かう。これなら、9:30に待ち合わせても良かったではないか。ドタキャン対策かな? でも山中での食事の食材の買い出しから参加できたのは良かった。
メンバーは、昨日の話では6人だと聞いていたが自分1人だった。5人はキャンセルしたのかな? ただ、2人ほど変なオッサンが同乗している。一体何をする人だ?
マラングゲート近くの駐車場に到着した時、小雨が降っていた。少し嫌な感じ。モシの町中でこの天気であれば、出発を躊躇するであろうが、ここ迄来てしまえば何ら躊躇はない。このへんはマラソンレースと似ている。家を出る時、小雨でも少し陰鬱だが、スタート地点に立つと殆ど気にならない。
マラングゲートに向かって4人で歩きながら、陽気な2人の変なオッサンに、日本のTVのトーク番組で視聴者の女性が司会者(桂三枝)に話していたサファリの爆笑話を思いだしたので、話してみる事にした。一方的に話すのではたしてどこまで通じるかいささか不安ながら。
”I have a very interesting Story in Safari. Would You like to listen? O.K. I'll tell You. One day, a Japanese Girl travelled to Kenya. She started to Safari on a Safari-Car. In Safari Park She found a Zebra. She suddenly shouted ""Simauma!"". The Driver pushed the Brake quickly. So Every passenger fell down in the Car. After a while, She asked ""Why did you stop the Car suddenly."" Soon the Driver answered. ""Why? because You shouted ""Simama!"".After a second She said ""Yes, I said ""Simauma"". But why Did you stopped? The driver answered ""You shouted ""Simama"". It means ""Stop"" in Swahili. She was surprised to hear it. and said. ""Oh now, I understand. I found a Zebra. So I shouted ""Simauma"". It means ""Zebra"".in Japanese. Every Person had big Laughing to hear it."
話し終わったら、オッサンの1人が思い切り笑っていた。たぶん、通じたと思います。演技ではないと思う。
(今振り返ってみると、このような会話だったと思います。日本語で憶えていますが、どんな英語を話したかよく憶えていません。たぶん、もう少しひどい英語だったと思います。例えば、ブレーキを踏むなら、push the Brake と言ってますが、正しくは、step on the Brake ですね)
マラングゲートでも登山者の姿は殆ど見えない。登山アレンジャーには既に150USドル支払っている。ここで、残りの165USドルを入山料として支払う事になる。実際には167USドルだった。さてはアレンジャーめ、2USドルくすねたか? いやいや、そんな事はありません。自分の記憶でも入山料は165USドルだったと思う。何か税のようなモノがあるのであろう。




