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ミッドウェー海戦の兵装転換 67
むろん日本軍も二隻の空母を撃沈するものの、自らの母艦も被弾し、赤城と飛竜は着艦可能なものの、発艦不可、蒼龍は発着艦不可、加賀は飛行甲板の被害だけなら着艦は可能だが艦橋が破壊されたため事実上発着艦不可となっていた。
事実の終戦である。
とりあえず、今回は敵攻撃隊を確認できたものの、結局ふたつの攻撃隊を発進させてしまうと母艦を守る戦闘機が圧倒的に不足し被弾は避けられないのである。
つまり、瑞鶴と瑞鶴に載る戦闘機は勝利の絶対条件となる。
そこにレーダーがあり、敵の接近に気付くことがあればより勝利に近づくと思われる。




