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ミッドウェー海戦の兵装転換 65
敵の艦隊に向かう攻撃隊が敵の攻撃隊と遭遇し、戦闘機隊が任務を放棄し、敵編隊の攻撃に向かう事例はミッドウェー海戦、南太平洋海戦で確認されている。
ミッドウェー海戦では、飛竜から発艦した艦爆隊に随伴した九機の戦闘機が母艦に戻る敵編隊を発見二機が攻撃した。
ちなみに残された飛竜の戦況報告書には攻撃隊に同行した戦闘機を九機と記載しているが、その氏名は六人分しかない。
そのため多くの場所で護衛戦闘機は六機としている。
もし、これが正しければ、六機しかいない戦闘機のうち二機が消えたことになる。
その結果、艦爆隊は十八機のうち十三機、戦闘機は一機だけが戻るという惨憺たる結果になる。
南太平洋海戦では、第一次攻撃隊でそれが起こった。
艦爆二十一機、艦攻二十機の護衛をおこなっていた戦闘機二十一機のうち、九機が攻撃隊を離れ、すれ違った敵攻撃隊を襲った。
敵戦闘機四機と雷撃機四機を撃破したものの、護衛戦闘機が不足した自軍攻撃隊にも多数の被害が出るという事態になる。




